日本代表は11月11日、カタール・ワールドカップアジア最終予選の５節でベトナム代表と対戦。この一戦をDAZNで放送し、解説を務める中村憲剛氏が川崎で元チームメイトだった田中碧について言及した。

　所属するドイツ２部のデュッセルドルフで苦戦している田中の現状について話が及ぶと、中村氏は「インタビューで話したことがあるんですけど、非常に苦しんでると。それを言える彼の素直さも素晴らしいなと思うんですけど、そこであがいて成長したいと言っていた」と明かした。
 

　続けて、「フロンターレと求められていることとは180度違うと本人も言っていたので、それは伸びしろじゃないかという風に僕は言ったんですけど。壁にぶつかってなんぼの選手なんで彼は」と発言した。

　また現役時代、川崎で田中のプロデビューを間近で見ている中村氏は、「正直、（川崎で）デビューしたときのことを考えるとかなり成長したなというか、ここまでくると思っていなかったので」とコメント。A代表でプレーする後輩の活躍ぶりを喜んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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