首位サウジと2位豪州の直接対決はドロー決着! 互いに好機活かせずスコアレスで終わる【W杯最終予選】

2021年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

グループ1位のサウジは連勝止まるも、いまだ無敗

首位サウジと2位豪州の直接対決はドロー決着。勝点1を分け合った。(C)Getty Images

 カタール・ワールドカップのアジア最終予選で、11月11日にオーストラリアとサウジアラビアが対戦。ここまで4戦全勝でグループ首位に立つサウジと、3勝1敗で同2位の豪州との直接対決は、0-0のスコアレスドローに終わった。

 豪州のホームで行なわれた大一番。立ち上がりから両チームとも攻守に強度の高いプレーを見せ、局面で見応えあるバトルを展開。ボール支配率では豪州が優位に立つ一方、サウジも個人技を活かして鋭いアタックを繰り出していく。

 豪州はテンポの良いパスワークで局面を動かしながら、空いたスペースを突いていく。ただサウジ守備陣は迅速なカバーリングでピンチの芽を即座に潰す。奪ったボールをサウジも丁寧につなごうとするが、豪州の素早い出足の前に思うように前に進めない。

 お互いに相手ゴール前に迫るシーンを作りながらも、あと一歩のところで得点できず、前半は0-0のまま。
 
 迎えた後半、グループ1位のサウジを勝点3差で追う豪州が攻勢を強める。59分にはレッキーがビッグチャンスを迎えるも、コースを狙ったシュートは相手GKアルヤミのビッグセーブに阻まれる。その1分後にアーヴァインが至近距離から狙ったが、惜しくも枠を捉えることができない。

 さらに65分、豪州は好位置でFKのチャンスを得る。マビールの強烈な一撃をアルヤミがストップ。こぼれ球をベヒッチが押し込むも、これもサウジ守護神が止めてみせる。

 その後はサウジもいくつかゴールチャンスを作るなど一進一退の攻防が続いたが、最後までスコアボードは動かず。この結果、サウジは勝点を13に伸ばし、首位を堅持。連勝は止まるも4勝1分といまだ無敗を続ける。3勝1分1敗で勝点10とした2位豪州が追走する形で、計10試合ある最終予選を折り返した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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