滝裕太が執念の同点弾! 新体制初戦の清水が終盤に追いつき、2-2で札幌から勝点を奪う!

2021年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

札幌はリードを守り切れず…

清水が終盤に追いつき、札幌から勝点を奪った。写真:滝川敏之

 Jリーグは11月6日に、J1第35節の3試合を各地で開催。IAIスタジアム日本平では、清水エスパルス対北海道コンサドーレ札幌が行なわれ、2-2のドローで決着した。

 現在3連敗中でぎりぎり降格圏外の16位に位置するホーム清水にとっては、是が非でも勝利が欲しい一戦。試合は平岡宏章新体制の初戦となった清水が先制点を奪う。

 17分、敵陣中央で得たFKのキッカーを務めた西澤健太が、ロングボールを蹴り込む。これがゴール前で混戦となり、最後はこぼれ球に反応したチアゴ・サンタナが左足で押し込み、今季12点目となる先制ゴールを決めた。

 札幌はすぐさま反撃。23分に福森晃斗からの浮き球のスルーパスを金子拓郎が胸トラップで収め、ゴール前から左足を振り抜くと、シュートはゴール右に突き刺さり同点に追いつく。
 
 その後は札幌が丁寧に繋いで主導権を握り、攻勢を強める。すると後半開始直後の49分、リーグ戦12試合ぶりの先発となった深井一希が左CKからヘディングでネットを揺らし、勝ち越しゴールを挙げる。

 しかし、徐々にリズムを取り戻した清水は、83分に途中出場の滝裕太が執念の同点ゴール。試合はこのまま終了し、2-2の痛み分けで決着した。

 次節は11月20日、清水はホームでサンフレッチェ広島と、札幌はアウェーでサガン鳥栖と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】残留へ向け気持ちの入ったT・サンタナの先制弾! セットプレーからのこぼれ球を押し込む

【J1第35節PHOTO】清水2-2札幌|滝裕太が執念の同点弾!新体制初陣の清水が札幌から勝点1をゲット!

【サポーターPHOTO】清水×札幌|最後まで試合を盛り上げた清水、札幌両チームのサポーター
 

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