８月22日の新加入選手会見の場で、武藤嘉紀は力強く言った。

「もう一度、ゴールを取り続けられる選手、ゴールマシーンにならなくてはならない」

　今夏、ニューカッスルからのレンタルで所属していたエイバルをあとにして、29歳のFWは神戸に新天地を求めた。待望の移籍後初ゴールまで少し時間がかかったが、いったんネットを揺らすと、持ち前の得点力をいかんなく発揮。J復帰弾をマークした９月24日の清水エスパルス戦を含め、５戦４発と、量産体制に入りつつある。
 

【動画】「また代表で見たい」と思わせるヴィッセル武藤嘉紀のゴール＆アシスト集
　そんな武藤のプレー集をJリーグの公式ツイッターが公開。ゴールのみならず、アシストも収められたこの動画に、フォロワーからは「よっちが活躍してるのが心から嬉しい！」「また代表で見たいなぁ…」「運動量が多いのも魅力やし、競り合いの小細工がめちゃくちゃ上手い」「エースストライカー！」といったコメントが寄せられた。

　神戸は33節終了時点で、勝点61でACL圏内の３位をキープ。先述した会見では「神戸をアジアナンバーワンチームにする」ことも目標に掲げていた武藤。このまま期待通りの活躍を見せ続ければ、クラブでの躍進だけでなく、日本代表復帰も時間の問題かもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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