現地時間10月31日、ベルギー・リーグ第13節が行なわれ、伊東純也が所属する10位ヘンクは、アウェーで14位のズルテ＝ワヘレムと対戦した。

　伊東は定位置の３トップ右で先発。前節は67分過ぎに交代し、負傷も囁かれていたが、試合開始直後から、俊足を生かして度々チャンスに絡む。

　そして13分、カウンターから右サイドを駆け上がったムニョスがエリア前でためを作りながらボールをキープし、中央へパス。これに走りこんでいた背番号７が、右足アウトサイドで合わせてダイレクトシュートを放つと、これがゴールネットを揺らした。

　さらに45分には、右サイドからの伊東のパスを的確にコントロールし、冷静に蹴りこんだトルストベットのゴールが生まれ、２-０とリードして前半を折り返した。

【動画】ムニョスの折り返しに、走りこんだ伊東がダイレクトシュート！ ２点目のアシストもチェック
 

　圧巻は後半だ。47分、伊東のクロスにオヌアチュが合わせて３点目を叩き込むと、52分には右サイドからの伊東のクロスを味方がスルーし、フリーで走りこんだヘイネンが流し込んで４点目を奪った。54分には伊東が獲得した右CKからのこぼれ球をルクミが押し込み、約７分間で一気にホームチームを突き放す。

　63分、82分と流れから失点して３点差まで迫られたものの、86分にはヘイネンがこの日２点目を奪取。６-２でアウェーのヘンクが勝利し、連敗を３で止めた。伊東は80分にピッチを退いている。

　日本人アタッカーにとっては、８月14日に行なわれた第４節レーベン戦以来となる、今シーズン２点目。アシストを２つ加え、リーグ戦のスコアポイントを８（２ゴール・６アシスト）とした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部