浦和が3年ぶりのベスト4進出!ユンカー&関根弾でガンバに2-0勝利!【天皇杯】

2021年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

11日前にも対戦したばかりの両チーム

高速カウンターから先制点を決めたユンカー。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 第101回天皇杯は10月27日、準決勝の4試合を各地で開催。パナソニックスタジアム吹田で行なわれたガンバ大阪と浦和レッズの一戦は、2-0で後者が準決勝に勝ち進んだ。

 11日前に埼玉スタジアムで行なわれたJ1リーグ32節の同カードの対戦は1-1の引き分けで決着つかず。

 浦和はその試合の先発からひとりを変更。明本考浩が外れ、キャスパー・ユンカーが起用された。

 G大阪は5選手を変更。倉田秋、藤春廣輝、髙尾瑠、山本悠樹、白井陽斗が外れ、奥野耕平、黒川圭介、柳澤亘、小野瀬康介、パトリックが入る。

 試合は、10分に浦和が先手を奪う。平野佑一が背後からのボールをダイレクトで前線へ送ると、反応したユンカーがワンタッチでペナルティエリア内に侵入。狙いすました左足の低弾道のシュートで逆サイドのネットに突き刺しリードを奪う。

 さらに浦和は、G大阪の反撃に耐える時間帯もあったが、前半終了間際に追加点が生まれる。

 左サイドの高い位置でボールを受けた山中亮輔が狙いすましたクロスボールをファーサイドに送ると、反応した江坂任が頭で落とす。このボールに走り込んだ関根貴大が左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。
 
 2点を追いかけるG大阪だったが、後半も相手にペースを握られ、苦しい展開が続く。

 68分には藤春、倉田、チアゴ・アウベスの3枚替え。81分には髙尾とチュ・セジョンを送り出すが、ゲーム展開を変えることができない。80分のパトリックの決定機もGK西川周作に阻まれると、終盤にも浦和に攻め込まれる場面もあり、0-2のまま試合終了の笛を迎えた。

 この結果、浦和は優勝した2018年以来3年ぶりのベスト4へ駒を進めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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