ボランチの軸は橋本か
12月4日、韓国で開催されるE-1選手権に臨む日本代表メンバー22人が発表された(日本は12月10日に中国、14日に香港、18日に韓国と対戦する)。大会は国際Aマッチデーではない期間に行なわれるため、招集されたのは国内組のみで、横浜の仲川輝人らA代表初選出となる選手が多く顔を揃えた。
従来のメンバーから大きく変わっただけに、現状で初戦の中国戦の先発を予想するのは難しい。もっとも今回の構成を踏まえれば、3バック採用の可能性が高いように映る。ただし森保一監督は「試合のなかで3バックでも4バックでもできるように」と話しており、ここでは指揮官が兼任で率いる東京五輪代表のメインシステム3-4-2-1と、A代表のメインシステム4-4-2でのそれぞれの並びを考えた。
従来のメンバーから大きく変わっただけに、現状で初戦の中国戦の先発を予想するのは難しい。もっとも今回の構成を踏まえれば、3バック採用の可能性が高いように映る。ただし森保一監督は「試合のなかで3バックでも4バックでもできるように」と話しており、ここでは指揮官が兼任で率いる東京五輪代表のメインシステム3-4-2-1と、A代表のメインシステム4-4-2でのそれぞれの並びを考えた。
まずどちらのシステムにしてもGKは中村航輔と大迫敬介の争いになりそうだ。A代表での経験値では中村が一歩リードするが、五輪代表で正GKを務める大迫のポテンシャルも確かで、抜擢されてもおかしくない。
3バックであれば、先日のベネズエラ戦でもメンバーに入った佐々木翔、三浦弦太、畠中槙之輔の組み合わせが考えられる。もしくは畠中を左ストッパーに回し、右に渡辺剛を入れるパターンもあるかもしれない。
ボランチはここ数試合で存在感を高めている橋本拳人が軸になりそうだ。その相棒としてはパサーの大島僚太、先のベネズエラ戦で“森保ジャパンデビュー”を果たした井手口陽介が挙げられる。
ウイングバックは、右はA代表で10試合のキャップ数を誇る室屋成(今メンバーのトップのキャップ数は井手口の13)、左はともに五輪代表の遠藤渓太、相馬勇紀が争うことになるだろう。
2シャドーの一角には本来はFWながら今回はMF登録となった鈴木武蔵が回るとして、もう一枚は10番を託され、「得点という結果、チームでの存在感でも代表に相応しい」と指揮官から称賛された仲川が考えられる。
CFは東京五輪の3人が鎬を削る形だが、6月のコパ・アメリカですでにA代表デビューしている上田綺世が一歩リードか。もっとも小川航基、田川亨介の線も捨てきれない。
3バックであれば、先日のベネズエラ戦でもメンバーに入った佐々木翔、三浦弦太、畠中槙之輔の組み合わせが考えられる。もしくは畠中を左ストッパーに回し、右に渡辺剛を入れるパターンもあるかもしれない。
ボランチはここ数試合で存在感を高めている橋本拳人が軸になりそうだ。その相棒としてはパサーの大島僚太、先のベネズエラ戦で“森保ジャパンデビュー”を果たした井手口陽介が挙げられる。
ウイングバックは、右はA代表で10試合のキャップ数を誇る室屋成(今メンバーのトップのキャップ数は井手口の13)、左はともに五輪代表の遠藤渓太、相馬勇紀が争うことになるだろう。
2シャドーの一角には本来はFWながら今回はMF登録となった鈴木武蔵が回るとして、もう一枚は10番を託され、「得点という結果、チームでの存在感でも代表に相応しい」と指揮官から称賛された仲川が考えられる。
CFは東京五輪の3人が鎬を削る形だが、6月のコパ・アメリカですでにA代表デビューしている上田綺世が一歩リードか。もっとも小川航基、田川亨介の線も捨てきれない。