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【藤田俊哉の目】無得点で全敗の危機感も。もはや時機を逸した監督交代以外に期待したいのは?

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年03月30日

若手の台頭こそがネガティブな空気感を変える唯一のカンフル剤。

2試合を通じて光明を見出せたのは、この中島のパフォーマンスか。果たして日本の救世主となれるだろうか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 このようなネガティブな空気に包まれているチーム状況を、8年前の日本代表と重ねて見ると、当時と今では状況が違う。当時は、いわゆる『アテネ世代』や『北京世代』と呼ばれた中堅から若手の選手たちが既存の主軸選手を強烈に突き上げる過渡期にあったが、いまの代表チームにはそうした“突き上げ”が圧倒的に欠けている。
 
 南アフリカ大会では、本田圭佑が中村俊輔に代わって攻撃の軸となり、川島永嗣が楢崎正剛に代わりゴールマウスに立ち、そして長谷部が中澤佑二に代わってキャプテンとなって、チームの牽引役になった。あの大会でチャンスを掴んだ長友佑都を含めた「北京世代」の面々もベテランとなったいま、チームのプラスアルファとなるべき若手選手の台頭が限られているのは気がかりでならない。
 
 長谷部に変わりうるだけの新たなキャプテンは? 本田に変わりうるだけの攻撃リーダーは? いまだに北京世代のベテラン勢に頼るのではなく、そのポジションを奪ってみせるという若手の気概こそが、日本代表のネガティブな空気感を変えてくれる唯一のカンフル剤になるだろう。

◆プロフィール
藤田俊哉(ふじた・としや)/1971年10月4日生まれ、静岡県出身。清水市商高-筑波大-磐田-ユトレヒト(オランダ)-磐田-名古屋-熊本-千葉。日本代表24試合・3得点。J1通算419試合・100得点。J2通算79試合・6得点。J1では、ミッドフィルダーとして初めて通算100ゴールを叩き出した名アタッカー。2014年からオランダ2部VVVフェンロのコーチとして指導にあたり、16-17シーズンのリーグ優勝と1部復帰に導いた。新シーズンよりイングランドのリーズ・ユナイテッドでスタッフ入り。また、今年7月より藤田俊哉×H.I.S.ブログ『藤田俊哉サロン』がスタート
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