チェルシー――前掛かりな姿勢が完全に裏目に…。
[チャンピオンズ・リーグ ラウンド16第2レグ]バルセロナ3-0チェルシー/3月14日/カンプ・ノウ
【チェルシー|採点・寸評】
チーム 5
ファーストレグに比べるとやや前がかりにプレー。先制点を奪って優位に試合を進めたいという狙いがあったのだろうが、逆にカウンターを受ける場面が増えた。奪われた3点のうち2点がカウンターからのものだったことを考えれば、この戦い方は、完全に裏目に出たと言っていい。攻撃はウィリアンやアザールの個の力に依存することが多く、チームとして崩したシーンはほぼ皆無だった。
[GK]
13 ティボー・クルトワ 5
メッシに奪われたふたつのゴールは、いずれも股間を抜かれたもの。いずれもほぼプレッシャーがかかっていない状況から撃たれたシュートだけに、セーブするのは簡単ではないとはいえ、1点目に関しては角度も球威もなかったことを考えると……。試合の流れを大きく変えた1点だけに、是が非でも防ぎたいところだった。
[DF]
2 アントニオ・リュディガー 5.5
失点に直結する大きなミスはなく、試合終了間際にはポスト直撃のヘッドで好機を演出。
27 アンドレアス・クリステンセン 5
デンベレにゴールを奪われた決められたシーンでは、メッシに安易にタックルを仕掛けて交わされる。その結果、リュディガーは中央に絞らざるを得ず、左サイドのスペースをデンベレに自由に使われてしまった。ファーストレグに引き続き、若さが悪い方向に出てしまった。
28 セサル・アスピリクエタ 5
全体を通してみると決して悪い出来ではなかった。正確なパスでビルドアップに貢献しつつ、鋭い読みからのインターセプトもできていた。ただしダメ押しの3点目を奪われたシーンでは、パスミスで相手のカウンターを招き、バイタルエリアでメッシにボールが渡った際には、パスコースを切る選択をとってしまったためにアルゼンチン代表アタッカーのドリブルに対応できず……。この判断ミスがメッシをフリーにし、CL敗退を決定付ける失点を許してしまった。
【チェルシー|採点・寸評】
チーム 5
ファーストレグに比べるとやや前がかりにプレー。先制点を奪って優位に試合を進めたいという狙いがあったのだろうが、逆にカウンターを受ける場面が増えた。奪われた3点のうち2点がカウンターからのものだったことを考えれば、この戦い方は、完全に裏目に出たと言っていい。攻撃はウィリアンやアザールの個の力に依存することが多く、チームとして崩したシーンはほぼ皆無だった。
[GK]
13 ティボー・クルトワ 5
メッシに奪われたふたつのゴールは、いずれも股間を抜かれたもの。いずれもほぼプレッシャーがかかっていない状況から撃たれたシュートだけに、セーブするのは簡単ではないとはいえ、1点目に関しては角度も球威もなかったことを考えると……。試合の流れを大きく変えた1点だけに、是が非でも防ぎたいところだった。
[DF]
2 アントニオ・リュディガー 5.5
失点に直結する大きなミスはなく、試合終了間際にはポスト直撃のヘッドで好機を演出。
27 アンドレアス・クリステンセン 5
デンベレにゴールを奪われた決められたシーンでは、メッシに安易にタックルを仕掛けて交わされる。その結果、リュディガーは中央に絞らざるを得ず、左サイドのスペースをデンベレに自由に使われてしまった。ファーストレグに引き続き、若さが悪い方向に出てしまった。
28 セサル・アスピリクエタ 5
全体を通してみると決して悪い出来ではなかった。正確なパスでビルドアップに貢献しつつ、鋭い読みからのインターセプトもできていた。ただしダメ押しの3点目を奪われたシーンでは、パスミスで相手のカウンターを招き、バイタルエリアでメッシにボールが渡った際には、パスコースを切る選択をとってしまったためにアルゼンチン代表アタッカーのドリブルに対応できず……。この判断ミスがメッシをフリーにし、CL敗退を決定付ける失点を許してしまった。
[MF]
3 マルコス・アロンソ 6
先制されたシーンではクリアミスで失点に絡んでしまったが、その後守備では大きなミスもなく、攻撃面では積極的なオーバーラップと、惜しいFKでゴールに迫った。
4 セスク・ファブレガス 5
守備の場面では後手に回り、攻撃でもパスをひっかけて決定的なシーンを作れない。おまけに20分には、中盤でメッシにボールを奪われ、そこからのカウンターで2点目を献上してしまった。
7 エヌゴロ・カンテ 6
この日も広いエリアをカバーしつつ、バイタルエリアではフィルターの機能をまっとうした。豊富な運動量で攻撃に変化を起こそうと努め、38分にはボックス内から惜しいシュートも放ったが、ゴールには結びつかなかった。
15 モーゼス 5(67分OUT)
持ち味の推進力が発揮されるシーンはほとんどなく、良くも悪くも目立たないプレーに終始した。
3 マルコス・アロンソ 6
先制されたシーンではクリアミスで失点に絡んでしまったが、その後守備では大きなミスもなく、攻撃面では積極的なオーバーラップと、惜しいFKでゴールに迫った。
4 セスク・ファブレガス 5
守備の場面では後手に回り、攻撃でもパスをひっかけて決定的なシーンを作れない。おまけに20分には、中盤でメッシにボールを奪われ、そこからのカウンターで2点目を献上してしまった。
7 エヌゴロ・カンテ 6
この日も広いエリアをカバーしつつ、バイタルエリアではフィルターの機能をまっとうした。豊富な運動量で攻撃に変化を起こそうと努め、38分にはボックス内から惜しいシュートも放ったが、ゴールには結びつかなかった。
15 モーゼス 5(67分OUT)
持ち味の推進力が発揮されるシーンはほとんどなく、良くも悪くも目立たないプレーに終始した。