【ACL採点&寸評】浦和 3 EX 0 済州|120分の死闘を制した全員6.5以上。興梠と森脇に「8」

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2017年05月31日

最前線で身体を張り続けた興梠。最後まで熱くクリーンに“闘った”。

興梠が先制点を奪取! この一撃で浦和は流れを掴み、常に背番号30を起点に多彩な攻撃を仕掛けた。写真:サッカーダイジェスト写真部

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FW
30 興梠慎三 8 MAN OF THE MATCH

驚異的なジャンプから先制ゴールを叩き込み、流れを呼び込んだ。さらに李の2ゴール目にも絡む。敵陣のギャップを巧みに突き、身体を張ってポストプレーをこなした。この男がいなければ、勝利はなかったはずで、マン・オブ・ザ・マッチに選んだ。熱く、しかもクリーンに最後まで"闘っていた”ことも特記しておきたい。
 
交代出場
MF
16 青木拓矢 6.5(70 分 IN)
ミスはほとんどなく、守備への対応も素早く、何度も危険な場面に顔を出した。攻勢に立った時間帯、思い切ったミドルも見たかった。

MF
13 高木俊幸 7(76 分 IN)
右ウイングバックに入り、技ありのドリブルやクロスからチャンスメイク。そのアグレッシブに攻めた姿勢が結実し、森脇の決勝ゴールをもたらした。
 
FW
21 ズラタン 6.5 (100分 IN)
関根と代わって投入され、守備時はシャドー、攻撃時はCFに入る役割をこなす。3-2とリードしたあと、スペースや時間を効果的に使った。


 監督
ペトロヴィッチ 6.5
ラファエル・シルバと、試合前日に体調不良を起こした宇賀神を欠くなか、第1戦の反省を生かして、本来のスタイルで臨み、狙いどおり3-0の勝利を収めた。昨季突破できなかったベスト16の壁を突破した。
 
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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