• トップ
  • ニュース一覧
  • 青森山田が指揮官不在で流経大柏に快勝! その陰に…キャプテン檀崎竜孔が明かした後悔と決意

青森山田が指揮官不在で流経大柏に快勝! その陰に…キャプテン檀崎竜孔が明かした後悔と決意

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2018年09月12日

「鹿島の独走を止めるのは僕ら。日頃から感謝の気持ちを持ってやって行きたい」

流経大柏との上位対決に勝利した青森山田は、首位の鹿島ユースを勝点7差で追う。キャプテンの檀崎は逆転優勝へ決意を語った。写真:安藤隆人

画像を見る

 そして青森山田は、流経大柏から大量4得点をもぎ取って勝利を収めたのである。この結果の立役者となったのが、檀崎だった。38分、左CKから檀崎のキックを右サイドバックの橋本峻弥がヘッドで合わせ先制すると、50分に右サイドのMFバスケス・バイロン、佐々木、MF武眞大と鮮やかにつなぐと、武のスルーパスを檀崎が右アウトサイドのシュートをダイレクトで蹴り込んで2点目。
 
 64分にはCKからのこぼれを橋本が押し込み、トドメはFW小松慧のラストパスをMF鳥海昴が決めて、試合を決定付けた。
 
「アウトサイドが得意で普段からよく使っていたので、自信は持っていました。最近はPKでの得点が多かったので、流れの中で決められて良かった」
 檀崎はこれで8試合連続ゴール。得点ランキングトップを独走する13ゴール目となった。エースとしての責務は果たしているが、キャプテンとしての責務はまだ果たしていない。だからこそ、意地があった。

「正直、監督と一緒にこの勝利の喜びを分かち合いたかったけど、こういう状況にしたのは自分たちの責任。これをターニングポイントにして良い方向に持って行かないといけないと思っています。鹿島の独走を止めるのは僕ら。日頃から感謝の気持ちを持ってやって行きたい」(檀崎)
 
 大きな檄を力に変えて。より太くなった大黒柱を中心に、青森山田は本当の意味での巻き返しをスタートさせた。
 
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【関連記事】
Jリーグ10クラブが争奪戦!! 脚光浴びる桐光学園2年生エースの視察に多数のスカウトが集結!
鹿島内定の超高校級CB関川郁万が選手権で主役となる!全国行きを逃した夏を経て完全復活へ
市立船橋と流経大柏がプレミアリーグEASTで激突!今季2度目のライバル対決を制したのは?
2年連続で3名の選手をJクラブに送り込む興國高。全国大会に出場せずともプロに人材を供給する理由は?
市立船橋、青森山田などが早期敗退した今夏のインターハイをJクラブのスカウトはどう見たのか

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ