「鹿島の独走を止めるのは僕ら。日頃から感謝の気持ちを持ってやって行きたい」
そして青森山田は、流経大柏から大量4得点をもぎ取って勝利を収めたのである。この結果の立役者となったのが、檀崎だった。38分、左CKから檀崎のキックを右サイドバックの橋本峻弥がヘッドで合わせ先制すると、50分に右サイドのMFバスケス・バイロン、佐々木、MF武眞大と鮮やかにつなぐと、武のスルーパスを檀崎が右アウトサイドのシュートをダイレクトで蹴り込んで2点目。
64分にはCKからのこぼれを橋本が押し込み、トドメはFW小松慧のラストパスをMF鳥海昴が決めて、試合を決定付けた。
「アウトサイドが得意で普段からよく使っていたので、自信は持っていました。最近はPKでの得点が多かったので、流れの中で決められて良かった」
檀崎はこれで8試合連続ゴール。得点ランキングトップを独走する13ゴール目となった。エースとしての責務は果たしているが、キャプテンとしての責務はまだ果たしていない。だからこそ、意地があった。
「正直、監督と一緒にこの勝利の喜びを分かち合いたかったけど、こういう状況にしたのは自分たちの責任。これをターニングポイントにして良い方向に持って行かないといけないと思っています。鹿島の独走を止めるのは僕ら。日頃から感謝の気持ちを持ってやって行きたい」(檀崎)
大きな檄を力に変えて。より太くなった大黒柱を中心に、青森山田は本当の意味での巻き返しをスタートさせた。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
64分にはCKからのこぼれを橋本が押し込み、トドメはFW小松慧のラストパスをMF鳥海昴が決めて、試合を決定付けた。
「アウトサイドが得意で普段からよく使っていたので、自信は持っていました。最近はPKでの得点が多かったので、流れの中で決められて良かった」
檀崎はこれで8試合連続ゴール。得点ランキングトップを独走する13ゴール目となった。エースとしての責務は果たしているが、キャプテンとしての責務はまだ果たしていない。だからこそ、意地があった。
「正直、監督と一緒にこの勝利の喜びを分かち合いたかったけど、こういう状況にしたのは自分たちの責任。これをターニングポイントにして良い方向に持って行かないといけないと思っています。鹿島の独走を止めるのは僕ら。日頃から感謝の気持ちを持ってやって行きたい」(檀崎)
大きな檄を力に変えて。より太くなった大黒柱を中心に、青森山田は本当の意味での巻き返しをスタートさせた。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)