選手権で県内最大のライバル前橋育英を倒して選手権出場へとつなげられるか。
後半、川崎のエース宮代大聖の突破に手を焼き、3失点を浴びるが、57分と65分に投入された楠と若月がカウンターでチャンスを作るなど、守備陣の粘りと最後まで攻撃の意識を捨てなかったことでリードを守り、勝ち切った。
「プリンスは県リーグと違って相手に迫力があるし、はっきりとした強みがある。だからこそ、僕たちはしっかり守らないと勝てない。3年生が多く出ている分、責任を持って、来年も後輩たちがこの舞台で戦えるように頑張りたい」
こう小池が語ったように、川崎戦のスタメンはオール3年生。夏を経て成長して来た3年生が、先輩から受け取ったプリンスというバトンを後輩たちにつなごうと、目の色を変えて取り組んでいることが上昇気流を生み出している。
「この勝点はかなり重要。後期始まったばかりなので、ここから巻き返したい。次は前後半でしっかりとタフに戦えるようにしたい。そうすれば選手権予選にも良い形で臨めると思う」(小池)
この上昇気流に乗って、降格圏の脱出、そして上位への追い上げを実現させ、最後の選手権で県内最大のライバルである前橋育英を倒しての選手権出場へとつなげられるか。彼らのモチベーションはさらなる高まりを見せる。まさに彼らは『プリンス後期の台風の目』となるかもしれない。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「プリンスは県リーグと違って相手に迫力があるし、はっきりとした強みがある。だからこそ、僕たちはしっかり守らないと勝てない。3年生が多く出ている分、責任を持って、来年も後輩たちがこの舞台で戦えるように頑張りたい」
こう小池が語ったように、川崎戦のスタメンはオール3年生。夏を経て成長して来た3年生が、先輩から受け取ったプリンスというバトンを後輩たちにつなごうと、目の色を変えて取り組んでいることが上昇気流を生み出している。
「この勝点はかなり重要。後期始まったばかりなので、ここから巻き返したい。次は前後半でしっかりとタフに戦えるようにしたい。そうすれば選手権予選にも良い形で臨めると思う」(小池)
この上昇気流に乗って、降格圏の脱出、そして上位への追い上げを実現させ、最後の選手権で県内最大のライバルである前橋育英を倒しての選手権出場へとつなげられるか。彼らのモチベーションはさらなる高まりを見せる。まさに彼らは『プリンス後期の台風の目』となるかもしれない。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)