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「我々の世界王者はどこだ?」「美徳を失った」 36年ぶりの歴史的敗北を喫したドイツを母国紙が酷評

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年06月18日

指揮官レーブは「とても失望している」と嘆き節…。

持ち味の効果的なパスの出し入れが鳴りを潜めたクロースは試合後、名指しで批判を受ける羽目に……。 (C) Getty Images

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 メキシコに敗れた直後、ドイツ指揮官ヨアヒム・レーブは「とても失望している。我々は初戦を落とすことに慣れていない」と声を落としたが、そんな代表チームに対して、母国メディアは辛辣な言葉を浴びせている。

 ドイツ全国紙『Bild』は、「世界王者の面影はなかった」と銘打って、具体的な選手名も挙げ、不甲斐ないパフォーマンスに終始した代表チームに怒りをぶつけている。

「我々の世界王者はどこにいたのだろうか? 少なくとも、モスクワのピッチにはいなかった。エジルはピッチから完全に消え、ヴェルナー、クロース、ドラクスラー、プラッテンハルトは物足りない。不十分すぎる。ドイツは全体的に遅れていた。

 次のスウェーデン戦は、言うまでもなく生き残りを懸けた一戦になる。もし敗れれば、我々のワールドカップは、正常に始まる前に終わりを迎えることになる」

 また、専門誌『Kikcer』も代表チームに危機感を募らせ、「失速し始めたドイツイレブン」と記したマッチサマリー内で、次のように続けている。

「メキシコは遊び心があり、要所でピリッと締まっていた。一方の王者はどうだっただろうか? 自分たちの基礎となる美徳を見失い、その攻撃力と精度に欠けていた。ドイツは最後の最後まで小さくまとまり、プレースピードも遅かったことで罰せられたのだ」

 初戦を落としたことで、早くも敗退危機の声が強まっているドイツは、ここから立ち直ることができるのか? 「歴史的アップセット」を食らった前述の82年スペインW杯では、決勝まで勝ち進んでいるが……。
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