指揮官レーブは「とても失望している」と嘆き節…。
メキシコに敗れた直後、ドイツ指揮官ヨアヒム・レーブは「とても失望している。我々は初戦を落とすことに慣れていない」と声を落としたが、そんな代表チームに対して、母国メディアは辛辣な言葉を浴びせている。
ドイツ全国紙『Bild』は、「世界王者の面影はなかった」と銘打って、具体的な選手名も挙げ、不甲斐ないパフォーマンスに終始した代表チームに怒りをぶつけている。
「我々の世界王者はどこにいたのだろうか? 少なくとも、モスクワのピッチにはいなかった。エジルはピッチから完全に消え、ヴェルナー、クロース、ドラクスラー、プラッテンハルトは物足りない。不十分すぎる。ドイツは全体的に遅れていた。
次のスウェーデン戦は、言うまでもなく生き残りを懸けた一戦になる。もし敗れれば、我々のワールドカップは、正常に始まる前に終わりを迎えることになる」
ドイツ全国紙『Bild』は、「世界王者の面影はなかった」と銘打って、具体的な選手名も挙げ、不甲斐ないパフォーマンスに終始した代表チームに怒りをぶつけている。
「我々の世界王者はどこにいたのだろうか? 少なくとも、モスクワのピッチにはいなかった。エジルはピッチから完全に消え、ヴェルナー、クロース、ドラクスラー、プラッテンハルトは物足りない。不十分すぎる。ドイツは全体的に遅れていた。
次のスウェーデン戦は、言うまでもなく生き残りを懸けた一戦になる。もし敗れれば、我々のワールドカップは、正常に始まる前に終わりを迎えることになる」
また、専門誌『Kikcer』も代表チームに危機感を募らせ、「失速し始めたドイツイレブン」と記したマッチサマリー内で、次のように続けている。
「メキシコは遊び心があり、要所でピリッと締まっていた。一方の王者はどうだっただろうか? 自分たちの基礎となる美徳を見失い、その攻撃力と精度に欠けていた。ドイツは最後の最後まで小さくまとまり、プレースピードも遅かったことで罰せられたのだ」
初戦を落としたことで、早くも敗退危機の声が強まっているドイツは、ここから立ち直ることができるのか? 「歴史的アップセット」を食らった前述の82年スペインW杯では、決勝まで勝ち進んでいるが……。