セネガル戦は連動した守備で“数的優位”を作りたい
【セネガル戦展望】
セネガルの強みはなんと言っても、両ウイング。圧倒的なスピードと卓越したテクニックを兼ね備えたマネとケイタは、空いたスペースがあればドリブルでマーカーをぶっちぎり、高い確率で決定機を作り出す。決して戦術組織に優れているチームではないが、このふたりの個人技は間違いなく日本の脅威になる。
日本がセネガル戦で勝機を見出すにはまず、マネとケイタの動きを制限する必要がある。具体的には、右SBの酒井宏がケイタを、左SBの長友がマネを徹底マークしたいが、それを90分通して完遂するのはさすがに難しいだろう。
だとするなら、鍵となるのは味方のサポートだ。「仮想セネガル」と目されたマリとの親善試合(3月23日/結果は1-1)では個の勝負で劣勢を強いられる場面が多く、その反省を活かすなら“数的優位”を意識して戦うべきだ。
セネガルの強みはなんと言っても、両ウイング。圧倒的なスピードと卓越したテクニックを兼ね備えたマネとケイタは、空いたスペースがあればドリブルでマーカーをぶっちぎり、高い確率で決定機を作り出す。決して戦術組織に優れているチームではないが、このふたりの個人技は間違いなく日本の脅威になる。
日本がセネガル戦で勝機を見出すにはまず、マネとケイタの動きを制限する必要がある。具体的には、右SBの酒井宏がケイタを、左SBの長友がマネを徹底マークしたいが、それを90分通して完遂するのはさすがに難しいだろう。
だとするなら、鍵となるのは味方のサポートだ。「仮想セネガル」と目されたマリとの親善試合(3月23日/結果は1-1)では個の勝負で劣勢を強いられる場面が多く、その反省を活かすなら“数的優位”を意識して戦うべきだ。
例えば長友がマネと1対1になった場合は、局面に応じてCBの槙野、ボランチの長谷部、ウイングの原口あたりがフォローする。ひとりで止められないなら2人、それでも厳しいなら3人というように、連動した守備が試合の流れを掴むうえで重要になりそうだ。
ただ、守り一辺倒では決勝トーナメントへの道が開けない。コロンビアとの初戦が引き分け以下だった時、ここで勝点3を奪わないと厳しそうだ。攻撃のキーマンは、当然ながらCFの大迫。このアタッカーの確度の高いポストプレーからチャンスを作り、ゴールに結び付けたい。
ただ、守り一辺倒では決勝トーナメントへの道が開けない。コロンビアとの初戦が引き分け以下だった時、ここで勝点3を奪わないと厳しそうだ。攻撃のキーマンは、当然ながらCFの大迫。このアタッカーの確度の高いポストプレーからチャンスを作り、ゴールに結び付けたい。