「状況判断の早さが見えた」と指揮官が評価した選手は?
2本目は、トップに川又堅碁、その下にアダイウトンと藤川、ウイングは太田吉彰と松本、ボランチは針谷と上原力也、最終ラインは伊藤、藤田義明、櫻内渚、GKは八田直樹という布陣でスタート。途中で松本が小川大貴に、針谷が松浦拓弥に、そして藤川が中野誠也に替わり、1点を追ったが、三重のモビリティとハイプレッシャーに苦しみ、ボールが回らずチャンスらしいチャンスを作れなかった。
ラスト30分は、中野がトップに入り、右シャドーに中村俊輔、左に松浦、ムサエフが上原とボランチを組み、ウイングは右に小川大、左に新ブラジル人選手のギレルメがイン。3バックは右から新加入DFの新里亮、中央に高橋祥平、右に森下俊、GKは三浦龍輝というメンバー。先にPKで追加点を許したが、ギレルメの左クロスを中野がピッチに叩きつける冷静なヘディングシュートで2点目。その後も攻撃に出たが、そこまでだった。
3本目で輝きを放ったのは、左サイドでスピードとパワーを見せつけたギレルメだ。試合中、味方との連係をスムーズにするためにポジショニングを指示するなど、チームメイトへの要求も積極的。「相手に縦を切られても、また違ったアイデアが見つけられる。状況判断の早さが見えた」と指揮官も満足を示した。
新加入選手の3人がゴールに絡んだのは収穫と言える。だが、「結果が出たことは本人たちにとっては自信になる。しかし、自分はそういうことよりも、チーム全体の内容の方を重視している」と名波監督。
「例えば5月にこの試合ではキツいけど、この時点でやるべきことがより分かったことが良かった。いろいろ肉付けをする前に、去年やってきたことをしっかり思い出させ、それを身に染みつかせることが先決。それから新しいこと、選手の組み合わせなどにトライしたい。どのチームも100パーセントの状態で開幕を迎えるというのは難しいことだが、我々の相手は、100パーセントにできるだけ近い状態で迎えなければいけない相手。ここからしっかりやっていきたい」と、前年王者の川崎をホームに迎える開幕戦を見据えていた。
ラスト30分は、中野がトップに入り、右シャドーに中村俊輔、左に松浦、ムサエフが上原とボランチを組み、ウイングは右に小川大、左に新ブラジル人選手のギレルメがイン。3バックは右から新加入DFの新里亮、中央に高橋祥平、右に森下俊、GKは三浦龍輝というメンバー。先にPKで追加点を許したが、ギレルメの左クロスを中野がピッチに叩きつける冷静なヘディングシュートで2点目。その後も攻撃に出たが、そこまでだった。
3本目で輝きを放ったのは、左サイドでスピードとパワーを見せつけたギレルメだ。試合中、味方との連係をスムーズにするためにポジショニングを指示するなど、チームメイトへの要求も積極的。「相手に縦を切られても、また違ったアイデアが見つけられる。状況判断の早さが見えた」と指揮官も満足を示した。
新加入選手の3人がゴールに絡んだのは収穫と言える。だが、「結果が出たことは本人たちにとっては自信になる。しかし、自分はそういうことよりも、チーム全体の内容の方を重視している」と名波監督。
「例えば5月にこの試合ではキツいけど、この時点でやるべきことがより分かったことが良かった。いろいろ肉付けをする前に、去年やってきたことをしっかり思い出させ、それを身に染みつかせることが先決。それから新しいこと、選手の組み合わせなどにトライしたい。どのチームも100パーセントの状態で開幕を迎えるというのは難しいことだが、我々の相手は、100パーセントにできるだけ近い状態で迎えなければいけない相手。ここからしっかりやっていきたい」と、前年王者の川崎をホームに迎える開幕戦を見据えていた。