【ガンバ革新】背番号10の絶対軸、倉田秋に問う「クルピ新監督、どうよ?」

カテゴリ:Jリーグ

川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)

2018年01月18日

「監督のためにって思わせる、そんな人柄なんです」

20歳前後の選手たちに混じって精力的にメニューをこなす。背中でリードする姿に、若手は大きな刺激を受けている。(C)SOCCER DIGEST

画像を見る

 では、新生ガンバでもあの当時のような攻撃サッカーを志向するのか。そこはまだチームが始動(1月20日)していないだけに、倉田も慎重に言葉を選んだ。
 
「ガンバに来てどんなサッカーをするのか、なんとなくのイメージはありますけど、セレッソの時はメンバーありきのスタイルだったのかもしれない。間違いないのはゲーム形式の練習が多くなるやろうってこと。あとは、僕ら選手を息子のように見てくれて、優しく接してくれる監督。もちろん厳しいところもあるけど、愛情に溢れてるんですよ。監督のためにって思わせる、そんな人柄なんです」
 
 倉田は1月15日、クラブの公式サイトを通じて結婚を報告した。じつは昨年の春過ぎに入籍していたが、公にするタイミングを図っていたところ、延びに延びてしまったらしい。お相手は高校時代から付き合ってきた一般女性だ。「僕は一途なんですよ」と真顔で切り返すが、結婚を機に倉田のパフォーマンスが向上したのは疑いようのない事実である。栄養面でのサポートを受けて、日々のストレスも低減された。日本代表に定着できたのも、夫人の内助の功があったればこそと認める。
 
「こつこつと、フィジカルも体幹もずっと積み重ねてやってきた。じゃないと身に付かないし、こっからはその質を高めていきたい。やれるだけのことをやり切りたいですからね」
 
 倉田にとっても新生ガンバにとっても、きわめて重要なシーズンの幕が上がる。
 
取材・文●川原崇(サッカーダイジェストWeb編集部)
【関連記事】
【G大阪】ガンバ最強助っ人はいったい誰? 遠藤保仁の回答が超意外だった
ガンバスカウトに訊く「東福岡のナンバー10、福田湧矢のどこに惹かれた?」
一大転換期のガンバ大阪…少なからず謎がある「長谷川体制終焉の舞台裏」
【G大阪】伝説トリオが伝承する「ガンバイズム」ってなんだろう!?
【黄金世代】第2回・遠藤保仁「コロコロPKの真実」(♯3)

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ