U-20W杯のメンバーから落選した記憶は脳裏に深く刻まれている。
「でも(キャプテンになって)浮かれているようではダメ。いつ、前のU-20W杯の時のように落とされるかも分からないし、自分はそれをいつも心に持ちながら、危機感を感じながらやっている。(今日も)ひとつミスがありましたけど、ああいうところも後ろと合わせていかないと」(神谷)
昨年5月のU-20W杯、アジア予選ではレギュラーとしてプレーしていた神谷の名前は、メンバーリストに入っていなかった。あまりにショッキングな決定は、神谷の中に深い自戒の心を刻み込んだ。調子に乗っているつもりはなかったが、どこかに緩みはあったかもしれない。
その想いは、いま神谷が前に進むための原動力ともなっている。ひたすらチームの勝利に献身し、2020年の夏まで指揮官に必要だと思われる選手であり続けること。この大会でも、そのスタンスに揺らぎはない。
取材・文●川端暁彦(フリーライター)
昨年5月のU-20W杯、アジア予選ではレギュラーとしてプレーしていた神谷の名前は、メンバーリストに入っていなかった。あまりにショッキングな決定は、神谷の中に深い自戒の心を刻み込んだ。調子に乗っているつもりはなかったが、どこかに緩みはあったかもしれない。
その想いは、いま神谷が前に進むための原動力ともなっている。ひたすらチームの勝利に献身し、2020年の夏まで指揮官に必要だと思われる選手であり続けること。この大会でも、そのスタンスに揺らぎはない。
取材・文●川端暁彦(フリーライター)