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“違い”を作ったスピードスター伊東純也が「最低限の良さは出せた」と手応え! W杯行きへの課題は?

カテゴリ:日本代表

白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

2017年12月10日

少なくとも浅野、乾と争う「資格」を得た。

A代表デビュー戦で臆せず持ち味の片鱗を見せた伊東は、このまま浅野や乾と争う存在になれるか。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 もちろん、課題もある。本人が「(代表デビュー戦で)緊張はなかったですけど、ちょっと固かった部分はあって、いつも通りとはいかなかった。もっとできたとも思います。やっぱ結果には繋がってないんで」と振り返った通り、とりわけクロスはCKを取ったとはいえ上げきれないシーン、上げても中央のチームメイトと合わないシーンが何度かあった。
 
「チャンスはあったんですけど、最後のところで合わなかった。まだ数回しかこのチームでは練習ができていないんで、(仲間と意識を)合わせるのはもちろん難しい。ただ、どこに入ってきてほしいとかは伝えているので、続けていけば得点に繋がってくると思います」
 
 また、この日はほぼ縦一辺倒で、右サイドから中央に切れ込むもうひとつの武器がほとんど出せなかった。その点に関しても、「今日は中に仕掛ける場面が少なかった。レイソルでもやっている形だし、右サイドから中に入ってのワンツーだったりシュートだったりを、日本代表の中でもさらに増やしたい」と課題のひとつに挙げた。
 
 もっとも、代表デビュー戦にも全く臆せず持ち味の片鱗を発揮し、「(代表戦でも)自分の力は通用すると思ったので、今後も自信をもってやりたい」と頼もしいコメントも聞こえた。
 
 最近のハリルジャパンでスーパーサブの役割を主に担ってきたのは、浅野拓磨(シュツットガルト)、乾貴士(エイバル)という海外組の2人。まだわずか40分たらずのプレータイムなうえ、相手も格下だったが、ハリルホジッチ監督のコメントを考えても、少なくとも伊東が彼らと争う“資格”を得たのは間違いない。ロシア・ワールドカップに向けた23人枠争いに割って入る可能性は、この日のパフォーマンスで確実に上がっただろう。
 
 12月7日の中国戦、16日の韓国戦でも、このスピードスターから目が離せない。
 
取材・文:白鳥大知(ワールドサッカーダイジェスト)

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