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【なでしこの現状に迫る!|熊谷紗希×岩政大樹#2】女子が男子に勝つ方法とは?W杯優勝は嬉しかったが個人的には…

カテゴリ:日本代表

岩政大樹

2017年09月14日

浦和レディースから誘われたのは、高校2年生の時。

浦和レディースには2009年に加入した。(C)J.LEAGUE PHOTOS

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熊谷 高校の練習に参加させてもらった時に上手い人がいっぱいたし、中学生の男子や社会人の男子との練習試合にも出してもらって「ここでサッカーをしたらもっと上手くなれるな」と思ったんです。
 
岩政 両親からの反対はなかったんですか?
 
熊谷 最初はすごく反対されました。うちは両親が教師なんですが……。
 
岩政 うちも一緒です。しかも、私は3つ上に兄もいるし、環境が似ていますね。
 
熊谷 それで勉強のこともうるさく言われて……公立高校に進学して社会人のチームでサッカーを続けるか、道外に出ていくしかなかったんです。もし北海道で続けたら、全国大会は年に1回の皇后杯しかない。「それはどうなの?」と考えていた時に、お話をいただいて、行ってみようかなと。常盤木学園はサッカー推薦で大学に進学しているOGもいて、両親も大学に進学する約束で行かせてくれました。
 
岩政 高校でもサッカーと勉強の両立を?
 
熊谷 中学校の遺産でなんとかなりました。高2くらいからA代表とU-20代表などを掛け持ちして学校は公欠だらけ。2、3年の時は100日くらいあったかもしれません。それでも内申点を落とさなければ「大学は推薦でなんとかなりそうだな」という感じでした。
 
岩政 そこから浦和レッズレディースに入ると決めますね。
 
熊谷 高校2年の時に皇后杯でレッズと対戦して「まさか勝っちゃうかも」という試合ができました。その時に声をかけていただいて、安藤さんもレッズにいたので決めました。
 
岩政 2年生で勧誘の話が来るんですね。その頃から代表にも選ばれていますが、ハイレベルな選手たちから何を感じましたか?
 
熊谷 「サッカーってこんなに考えるんだ」と思い知りました。ポジショニングもそうだし、ラインコントロールについても言われました。紅白戦ひとつでも、練習後に全員で映像を見返すんです。
 
岩政 ボールの奪いどころやポジショニングの細やかさに衝撃を受けたと?
 
熊谷 そうです。ただ、徐々に疑問も持つようになりました。代表に入った初めの頃は、ほぼ先輩に合わせてプレーしていたんです。だから、2011年のワールドカップ優勝は嬉しかった反面、「自分個人では何をできたかな」とも思いました。そこで海外の選手と日常的に対戦して個人として成長するために、海外に出たかったんです。
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