【SBS杯】和製レバンドフスキだ! U-18日本代表の長身FW、原大智が必見!

カテゴリ:高校・ユース・その他

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2017年08月14日

憧れは、ポーランド代表でバイエルンに所属するレバンドフスキ。

チェコの長身DFを相手にしても、空中戦の強さも際立っていた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 マルチな働きで勝利に貢献した原のプレースタイルのルーツは、FC東京U-15むさし時代にある。

「高校に入った時は175センチくらい。さほど大きくはなかったんです。なので中学時代は、下がって受けたり裏を取るプレーが多かった」
 
 決して突出した身長ではなかったU-15時代は、むしろ動き出しで相手を揺さぶるタイプのFWだった。
 
 憧れは、ポーランド代表でバイエルン・ミュンヘンに所属するロベルト。レバンドフスキ。「ゴール前で落ち着きがあって、自分だけでなく逆に味方を活かすスルーパスも出せる。いろんな形でゴールに絡めるところは本当に参考になります」と話す。多彩な攻撃の引き出しを持つ原にとっては、まさに格好の教材なのだ。
 
 とはいえ、一つひとつのプレーはまだ荒い。今大会を無得点で終えた事実は揺るがず、決定力も向上させなければならない。
 
 本人も「ミスが多いし、ダイレクトで出すのかトラップをするのか、その判断がまだ悪い。そこが上手くできれば、もっとチャンスを作れる」と反省する。
 
 今年の2月に発足したU-18日本代表のサバイバルは、まだ始まったばかりだ。その万能性に磨きをかける“和製レバンドフスキ”が、エースに名乗りを挙げる!
 
取材・文:多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
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