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【日本代表】本田、長友、宇佐美の不可解な選出…「発言と行動が矛盾」ハリルに審判が下るのは――

カテゴリ:日本代表

白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)

2017年03月17日

宇佐美と乾&齋藤の間にコンディション差を覆すほどの実力差はない。

出番が皆無だった前半戦よりは徐々にプレータイムが増えている宇佐美。しかし、好調な乾や斎藤を差し置いて呼ぶほどだったのか? (C)Getty Images

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 しかし、である。宇佐美、長友、そして本田の選出に明確な妥当性を見出すのはかなり難しい。
 
 まず宇佐美は、昨夏に入団したアウグスブルクで開幕からベンチを温め、中盤戦に入っていくらいか出番が増えたとはいえ、今シーズンここまでの成績は8試合(296分間)でゴールもアシストもゼロ。2回連続で選外としながら、ここにきて呼び戻した理由を、少なくとも数字の上で見出すことはできない。
 
「宇佐美とはヨーロッパで話をしました。彼のクオリティー、能力を信じています。ボールを受けて自分で違いを作り出す貴重なタイプで、UAE戦では難しいかもしれませんが、タイ戦では良いジョーカーになってくれると思っています。他の選択肢もあったが、ジョーカーとして彼が最適だと思ってリストに入れました」(ハリルホジッチ監督)
 
 原口に続く左ウイングの二番手&ジョーカーとしての他の選択肢は、乾貴士(エイバル)、齋藤学(横浜F・マリノス)あたりか。リーガ・エスパニョーラ2年目の乾は継続的に強豪と戦ってさらに逞しさを増しているし、J開幕2試合で大きな違いを作り出した齋藤も3節の欠場理由となった怪我は軽傷だ。
 
 宇佐美はたしかに日本屈指のドリブラーだが、2人との間に大きなクオリティー差はない。また、乾は15年3月のウズベキスタン戦、齋藤は昨年10月のオマーン戦と現政権下唯一の試合で大きなインパクトを残せなかったのは事実ながらも、現時点の試合勘とコンディションでは明らかに宇佐美を上回っている。
 
 それでもハリルホジッチ監督は宇佐美に賭けた。一時は左ウイングでレギュラー起用したほどその才能に惚れ込んでいるのは分かるが、不可解な選考と言っていい。
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