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【なでしこ】佐々木監督、試合後のサポーターに切なる訴え「女子サッカーの未来が消えたわけではない」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年03月05日

総体的に見て、中国の選手が一歩リードしていた。

試合後にゴール裏のサポーターに挨拶する佐々木監督。これからもなでしこを支えてほしいと切に訴えた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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――今日の試合はどこで歯車が狂ったのか?
 
 今日は絶対に勝とうという意欲のもとに臨んだ。選手と我々スタッフが一体となり、できるかぎりの準備をしたなかで、こういう結果が出てしまったが、“どこが”ということではなく、実際に中国のチーム、選手個々のプレーの質を見た時に、非常にレベルが高く、結果が示す通り我々よりも上だったのだと思う。シュートが入った、入らない、という“たられば”もあるかもしれないが、それもすべて反省のもとに、次に活かしていきたい。
 
  今日の試合を見ても、バックパスのミスというところだけを見るのでなく、やはり総体的に中国の選手が我々よりも一歩リードしていたということを認識して、次につなげていかなければいけない。この結果を深く受け止めたい。
 
 あと2戦、なにが起こるか分からないので、なんとか次の試合に良い準備をして戦っていく。今日の結果については監督として本当に申し訳ないと思っている。
 
――数字的には可能性が残っていますが、絶望的な状況となった。予選に向かう準備段階で思うようにならなかったところは?
 
 それは最終的な結果が出たなかで、総括としてお答えしたい。
 
――試合後のゴール裏のサポーターにはどんな声を掛けた?
 
 やはり熱いサポーターのみなさんがいて大会も盛り上がっていますし、今大会を通して、我々を熱くサポートしてきてくださったみなさんに、言葉をかけさせてもらった。本当に熱く応援してもらったことに感謝していますし、それに応えられなかったのは僕の責任。選手も負けようとか手を抜こうとしてやっているわけではない。
 
 だから、そういう意味でも、ここ3大会は世界のファイナルに進んだが、こういう結果が出たなかで、いきなり女子サッカーの未来が消えたということではなく、さらに支えていってほしいし、今後についてもお互いが前を向いてやっていかなければいけないということを伝えた。分かっていただけたとは思う。
 
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