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ワールドサッカーダイジェストが厳選!「移籍マーケット 今夏の主役候補TOP20」 ガレス・ベイル & アレクサンドル・ラカゼット

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2015年05月19日

ベイルの退団説を後押しするのは――。

タイトルを逃した戦犯にもあげられるベイル。プレミア復帰説が囁かれる。 (C) Getty Images

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 今夏の移籍マーケットを賑わす主役候補を『ワールドサッカーダイジェスト』が厳選してお届けするシリーズ企画。
 
 第3回は、プレミアリーグの強豪が関心を示すガレス・ベイルとフランスの新鋭アレクサンドル・ラカゼットを取り上げる。
 
――◆――◆――
 
今夏の主役候補(5)
ガレス・ベイル(MF/レアル・マドリー)
 
 このところ頻繁に取り沙汰されているのが、プレミアリーグへの復帰説だ。その背景には、パフォーマンスの低下がある。
 
 シーズンが進むにつれて調子は下降線を描き、年明け以降のチームの停滞を招いた戦犯だと糾弾する声が退団説を後押ししているのだ。実際、チェルシーをはじめプレミアの複数の強豪が獲得を画策している。
 
 もっとも、レアル・マドリーにとっては依然として崩しの重要な戦力であり、退団説の信憑性はそれほど高くない。代理人も移籍の可能性を否定している。
 
 それでも噂が絶えないのは、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ制覇の立役者となったアンヘル・ディ・マリア(現マンチェスター・ユナイテッド)やシャビ・アロンソ(現バイエルン)をあっさり手放した前例があるゆえだろう。
 
 かねてからマルコ・ロイス(ドルトムント)に熱視線を注ぐ首脳陣が、獲得資金を捻出すべく売却に動く。そんなシナリオは想像に難くない。
 
 去就に決定的な影響を及ぼしそうなのが、FIFAの裁定だ。18歳未満の選手の契約に関する国際規約に違反した疑いを持たれているマドリーに、FIFAが補強禁止処分を科す可能性が浮上している。
 
 クラブ側は疑惑を否定しており、結論が出るまでまだ時間がかかりそうだが、仮に今夏から処分開始となれば、売却はありえない。
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