買い取り義務付きレンタルでインテルはロドルフォ獲得へ
【インテル】ムリージョの1月移籍が困難でロドルフォ(サンパウロ)獲得へ
1月の移籍マーケットでCBを補強したいインテルは、すでに来夏の獲得で合意に達しているコロンビア代表DFジェイソン・ムリージョ(グラナダ)の移籍を早めようと動いていたが、1月の実現は困難と見られるため、新たなCBの獲得を進めている。
ターゲットはサンパウロが保有権を持つ28歳のブラジル人CBロドルフォ。レンタル料30万ユーロ(約4200万円)、来夏の買い取り義務300万ユーロ(約4億2000万円)という条件をオファーしており、早ければ1月28日にも交渉がまとまる見通しとなっている。
【ジェノア】カッサーノ獲得に2年半契約をオファー
1月26日にパルマとの契約を解消してフリーになったアントニオ・カッサーノに、ジェノアが興味を示している。エンリコ・プレツィオージ会長は27日、代理人にコンタクトを取って2年半契約をオファー、返事を待っている状況だ。
カッサーノは同じジェノバを本拠地とするサンプドリアで3年間プレーしており、ライバルのジェノアへの移籍を受け入れるかどうかは微妙なところ。判断が注目される。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
1月の移籍マーケットでCBを補強したいインテルは、すでに来夏の獲得で合意に達しているコロンビア代表DFジェイソン・ムリージョ(グラナダ)の移籍を早めようと動いていたが、1月の実現は困難と見られるため、新たなCBの獲得を進めている。
ターゲットはサンパウロが保有権を持つ28歳のブラジル人CBロドルフォ。レンタル料30万ユーロ(約4200万円)、来夏の買い取り義務300万ユーロ(約4億2000万円)という条件をオファーしており、早ければ1月28日にも交渉がまとまる見通しとなっている。
【ジェノア】カッサーノ獲得に2年半契約をオファー
1月26日にパルマとの契約を解消してフリーになったアントニオ・カッサーノに、ジェノアが興味を示している。エンリコ・プレツィオージ会長は27日、代理人にコンタクトを取って2年半契約をオファー、返事を待っている状況だ。
カッサーノは同じジェノバを本拠地とするサンプドリアで3年間プレーしており、ライバルのジェノアへの移籍を受け入れるかどうかは微妙なところ。判断が注目される。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)