選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト12.23号（12月9日発売）より
 
【FC東京】
［GK］
20　権田修一　6　
シュート対応に大きなミスはなく、正確なキックで攻撃でも貢献した。
［DF］
2　徳永悠平　5.5　
サイドを崩されて失点。安定していただけに一瞬の隙が悔やまれた。
3　森重真人　6　
攻守に渡り貢献。バーに当てたヘッドが決まっていれば、MOMに。
29　吉本一謙　6　
泥臭く身体を張ったプレーを最後まで続ける。今季の成長が窺えた。
6　太田宏介　6　
CKから正確なボールを蹴り込み、アシストを10の大台に乗せた。
［MF］
4　高橋秀人　6　
気持ちが空回り、ミスする場面もあったが、ヘッドでの先制弾は見事。
7　米本拓司　6　
ボールハント力を、不慣れなサイドでも活かした。惜しいミドルも。
38　東 慶悟　6　
恐ろしいまでの運動量でピッチを走り続けた。そのスタミナは驚異的。
10　梶山陽平　6　
前節に続き先発出場。コンディションの良さをアピールできていた。
［FW］
17　河野広貴　6　
キレのある動きでDFを苦しめるも、フィニッシュに課題を残した。
11　エドゥー　5.5　
ファウルをもらおうとするプレーが散見。粘り強さが欲しかった。
［交代出場］
14　武藤嘉紀（FW）　5.5　
積極的に仕掛けたものの、中澤に抑えられる。体調不良も影響した。
22　羽生直剛（MF）　6　
途中出場で、終盤に決定機を作る働き。決めていれば主役になれた。
9　渡邉千真（FW）　-　
馬力のある動きでゴールに迫るも、シュートまで持ち込めなかった。
 
［監督］
マッシモ・フィッカデンティ　6　
今季初の４-４-１-１システムも、勝点１を得るにとどまった。
 
【横浜】
［GK］
1　榎本哲也　6　
前半、梶山のシュートを好セーブ。最少失点に少なからず貢献した。
［DF］
13　小林祐三　5.5　
守備に軸足を置きつつ、オーバーラップなど攻撃面での精度が足りず。
4　栗原勇蔵　5.5　
力強いディフェンスがこの日は裏目に。72分に２枚目のイエローで退場。
22　中澤佑二　6.5　
今季34試合にフル出場。そのプレーぶりは、さすがのひと言に尽きる。
24　奈良輪雄太　5.5　
機を見た攻め上がりからクロスを上げ、伊藤の同点弾をアシスト。
［MF］
7　兵藤慎剛　5.5　
豊富な運動量でピッチを駆け回ったものの、決定機に顔を出せなかった。
27　富澤清太郎　5.5　
献身的に穴を埋め、攻撃でも堅実なプレーでパスの経由地となった。
20　佐藤優平　6　
スペースを見つけ積極的に顔を出す。根気よく好機を作ろうとした。
25　藤本淳吾　5.5　
バイタルエリアでボールに絡めず、不完全燃焼のまま途中交代した。
11　齋藤 学　6　
前半途中まで相手の脅威になりながら、徐々に存在感を失った。
［FW］
16　伊藤 翔　6　
消える時間帯もあったが同点ゴールを奪取。少ないチャンスをモノに。
［交代出場］
10　中村俊輔（MF）　6　
途中出場ながらさすがのオーラを漂わせる。ゴールが欲しかった。
19　藤田祥史（FW）　5.5　
シュート０本。精力的に動き回った割には残念な結果に終わった。
8　中町公祐（MF）　-　
ボールに触れる回数が限られ、配球役になれなかった。来季に期待。
［監督］
樋口靖洋　6　
守備の整備が完璧な一方で、攻撃の迫力不足は如何ともし難かった。
 
［試合内容］
前日練習を発熱で休んだ武藤を先発から外したFC東京は、４-４-１-１システムでスタートし、42分、太田のCKに合わせた高橋のヘッドで先制。しかし59分に伊藤に押し込まれ、ホーム最終戦を勝利で締め括れなかった。