選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト12.16号（12月2日発売）より
 
【横浜】
［GK］
1　榎本哲也　6　
相手に二次攻撃のチャンスを与えずに、ノーミスで試合を終える。
［DF］
13　小林祐三　6.5　
逆サイドを突破されたシーンでは中央に絞って頑強な守備を披露。
4　栗原勇蔵　6.5　
クロス対応はほぼ完璧。鋭いクロスも遠く高くクリアし続けた。
22　中澤佑二　6.5　
最終ラインの番人となり、チームのピンチを何度も救ってみせた。
24　奈良輪雄太　6.5　
守備では後手に回った感もあるが、右足クロスで決勝点を演出した。
［MF］
7　兵藤慎剛　6　
中盤で労を惜しまず汗をかき続けた。この日は主に守備で貢献した。
15　ファビオ　6.5　
長いリーチを活かしてボールを刈り取り、縦方向のパスをつないだ。
20　佐藤優平　5.5　
ダイアゴナルのランニングで相手を苦しめるも、決定打には至らず。
25　藤本淳吾　6　
セットプレーの精度は高かった。流れのなかでは消化不良の出来か。
11　齋藤　学　5.5　
ドリブル突破の失敗よりも、守備時の出足の遅さが気になるところ。
［FW］
16　伊藤　翔　6.5　
ファーサイドでフリーになり押し込む。ストライカーの本能全開。
［交代出場］
10　中村俊輔（MF）　6　
角度のないところから狙った直接FKはゴールの枠を捉えきれず。
8　中町公祐（MF）　–　
途中から中盤の底に入り、自慢のボール奪取能力をいかんなく発揮。
19　藤田祥史（FW）　–　
出場時間はほんのわずか。カウンターで走るもボールは来なかった。
［監督］
樋口靖洋　6　
監督として迎えるホームラストゲーム。手堅い戦いで勝利を収める。
 
【新潟】
［GK］
21　守田達弥　6　
クロスを捕球後は、素早く正確なロングスローで攻撃の第一歩に。
［DF］
25　小泉　慶　5.5　
前半早々に負傷で交代を余儀なくされる。不完全燃焼に終わった。
3　大井健太郎　5.5　
ボランチにつけるパスは正確。ただ戻りながらの守備で苦戦した。
2　大野和成　5.5　
自陣ゴール前で、相手選手を捕まえきれないシーンが散見された。
24　川口尚紀　5.5　
中央に絞ってのマークが甘く、伊藤に決定的なシュートを許した。
［MF］
8　レオ・シルバ　5.5　
失点時はヘディングでクリアしきれず、不本意な『アシスト』に。
6　小林裕紀　5.5　
常に縦方向を意識したパスで脅威となるが、守備はやや甘かった。
10　田中亜土夢　6　
相手の急所をえぐるラストパスやミドルシュートで攻撃をけん引。
23　山本康裕　6　
左サイドを抜け出して決定機を迎えるも、惜しくもゴールならず。
［FW］
9　田中達也　5.5　
アグレッシブなプレーは健在。ただ決定的なシーンには恵まれず。
30　指宿洋史　5.5　
巧みなボールコントロールで味方の押し上げを促すも結果を出せず。
［交代出場］
27　松原　健（DF）　6　
緊急出場にも動揺することなく、高精度クロスでチャンスを演出。
32　ラファエル・シルバ（FW）　5.5　
ゴールに向かうダイナミックなランニングで攻撃を加速させたが……。
28　鈴木武蔵（FW）　–　
シュートは１本。ヘディングで狙ったものの、ボールは枠外へ。
［監督］
柳下正明　5.5　
次々と攻撃のカードを切って攻め立てたが相手ゴールは遠かった。
 
［試合内容］
一進一退の攻防が続く展開のなか、均衡が破れたのは後半に入ってから。58分、奈良輪のクロスをファーサイドの伊藤が押し込んで横浜が先制。追いかける新潟が反撃に出たものの、横浜の堅守の前に１点が遠かった。