ワールドクラスが各ポジションに
生年ごとにベスト11を選んで「最強世代」を見つけ出すのが、『ワールドサッカーダイジェスト』誌で好評連載中の「年代別ベスト11」だ。今回は、メジャーリーガーの菊池雄星(野球)やプロゴルファーの石川遼と同い年となる「1991年生まれ」でメンバーを組んだ。
とりわけ強力なのが、アザール、フィルミーノ、グリエーズマンで構成した前線。18-19シーズンの公式戦で合計58ゴールを叩き出した3トップは破壊力抜群だ。
インサイドハーフは、まずデ・ブルイネは文句なし。もうひとりはチアゴとハメス・ロドリゲスで悩んだが、今回はより安定感のある前者を選択した。創造性溢れるふたりを運動量とボール奪取が持ち味のカンテが支える中盤は理想的なバランスだ。
最終ラインも多士済々。リバプールのチャンピオンズ・リーグ優勝に貢献して今やCBの第一人者との呼び声高いファン・ダイクと、メガクラブ垂涎の的のクリバリは、対人守備や空中戦だけではなく、足下の技術にも定評がある。SBのA・サンドロとムニエを含めいずれも攻撃力が高いのが特徴だ。
ここまでは、SS評価を与えてもいい顔ぶれ。しかし、GKが唯一にして最大の泣き所となった。世界的な名声を確立したタレントは不在で、推定市場価格が1000万ユーロ(約12億円)を超えるのは今回選出したズートを含めた3人のみ。この守護神の不作が大きなマイナスとなり、S評価に留めた。
とりわけ強力なのが、アザール、フィルミーノ、グリエーズマンで構成した前線。18-19シーズンの公式戦で合計58ゴールを叩き出した3トップは破壊力抜群だ。
インサイドハーフは、まずデ・ブルイネは文句なし。もうひとりはチアゴとハメス・ロドリゲスで悩んだが、今回はより安定感のある前者を選択した。創造性溢れるふたりを運動量とボール奪取が持ち味のカンテが支える中盤は理想的なバランスだ。
最終ラインも多士済々。リバプールのチャンピオンズ・リーグ優勝に貢献して今やCBの第一人者との呼び声高いファン・ダイクと、メガクラブ垂涎の的のクリバリは、対人守備や空中戦だけではなく、足下の技術にも定評がある。SBのA・サンドロとムニエを含めいずれも攻撃力が高いのが特徴だ。
ここまでは、SS評価を与えてもいい顔ぶれ。しかし、GKが唯一にして最大の泣き所となった。世界的な名声を確立したタレントは不在で、推定市場価格が1000万ユーロ(約12億円)を超えるのは今回選出したズートを含めた3人のみ。この守護神の不作が大きなマイナスとなり、S評価に留めた。
総合評価「S」(SS、S、A、B、C、Dの6段階)
●1991年生まれのベスト11●
【GK】
イェルーン・ズート
代表:オランダ代表
現所属クラブ:PSV
【DF】
トマ・ムニエ
代表:ベルギー代表
現所属クラブ:パリ・サンジェルマン
カリドゥ・クリバリ
代表:セネガル代表
現所属クラブ:ナポリ
フィルジル・ファン・ダイク
代表:オランダ代表
現所属クラブ:リバプール
アレックス・サンドロ
代表:ブラジル代表
現所属クラブ:ユベントス
【MF】
エヌゴロ・カンテ
代表:フランス代表
現所属クラブ:チェルシー
ケビン・デ・ブルイネ
代表:ベルギー代表
現所属クラブ:マンチェスター・シティ
チアゴ・アルカンタラ
代表:スペイン代表
現所属クラブ:バイエルン
【FW】
アントワーヌ・グリエーズマン
代表:フランス代表
現所属クラブ:バルセロナ
ロベルト・フィルミーノ
代表:ブラジル代表
現所属クラブ:リバプール
エデン・アザール
代表:ベルギー代表
現所属クラブ:レアル・マドリー
※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年7月18日号より転載・加筆
●1991年生まれのベスト11●
【GK】
イェルーン・ズート
代表:オランダ代表
現所属クラブ:PSV
【DF】
トマ・ムニエ
代表:ベルギー代表
現所属クラブ:パリ・サンジェルマン
カリドゥ・クリバリ
代表:セネガル代表
現所属クラブ:ナポリ
フィルジル・ファン・ダイク
代表:オランダ代表
現所属クラブ:リバプール
アレックス・サンドロ
代表:ブラジル代表
現所属クラブ:ユベントス
【MF】
エヌゴロ・カンテ
代表:フランス代表
現所属クラブ:チェルシー
ケビン・デ・ブルイネ
代表:ベルギー代表
現所属クラブ:マンチェスター・シティ
チアゴ・アルカンタラ
代表:スペイン代表
現所属クラブ:バイエルン
【FW】
アントワーヌ・グリエーズマン
代表:フランス代表
現所属クラブ:バルセロナ
ロベルト・フィルミーノ
代表:ブラジル代表
現所属クラブ:リバプール
エデン・アザール
代表:ベルギー代表
現所属クラブ:レアル・マドリー
※『ワールドサッカーダイジェスト』2019年7月18日号より転載・加筆