ドルトムントでの躍動感が影を潜めた香川。
【週刊サッカーダイジェスト特派記者による寸評・採点】
取材:白鳥和洋・五十嵐創・小田智史(週刊サッカーダイジェスト編集部)
日本 1-0 ジャマイカ|マッチレポート
【ゲームPHOTOギャラリー】
【日本代表】
[GK]
12 西川周作 6
押し込む時間帯が長いなかでも集中を切らさず戦った。フィールドプレーヤー並の足技はさすがの安定感。定位置争いで一歩リードか。
[DF]
3 酒井高徳 5.5
27分に自陣でパスミスを犯すなど軽いプレーが散見。33分の本田へのスルーパス、40分の岡崎へのクロスがなければ、より厳しい採点に。
5 長友佑都 5
何度も仕掛けたオーバーラップは結局、得点につながらなかった。ドリブルのコース取りに苦労していた印象で、79分に痛恨のパスミス。
6 森重真人 6
吉田不在の最終ラインをCBとして統率。ミスは71分に中央突破を許した程度で、悪い出来ではなかった。無失点は評価できるだろう。
16 塩谷 司 6
武藤と同じくA代表初先発で、森重と連係しながらピンチの芽を摘んだ。組み立ての局面で、縦パスを何本か通した働きも見逃せない。
[MF]
7 柴崎 岳 6.5
立ち上がりから落ち着いてボールを捌き、16分に右サイドからのシュートでオウンゴールを誘う。53分には超絶スルーパスで会場を沸かせた。
10 香川真司 5.5
ドルトムントでの躍動感は影を潜め、インサイドハーフとして不完全燃焼。見せ場は15分のミドルと61分の武藤へのクロスくらいか。
13 細貝 萌 6
寄せのスピードに加えてボールハントの上手さも際立った。中央の守りが破綻しなかったという意味で、貢献度はまずまず大きかった。
[FW]
4 本田圭佑 5.5
マッチアップの場面でフィジカルの強さを見せつけた。ただ、33分にGKとの1対1でチップ気味のシュートを外したのは痛恨だろう。
9 岡崎慎司 6
縦と横に動いてパスを引き出しつつ、シュートも果敢に狙った。惜しむらくは無得点に終わったこと。56分の決定機は決めたかった。
14 武藤嘉紀 5.5
19分にクロスから好機を演出し、61分にはヘディングシュートを放つが、いずれもゴールにつながらず。「よっちの日」ではなかった。
[交代出場]
19 小林 悠 5.5
72分の近距離からのシュートは、GKが阻止。タイミングよくDFラインの裏に抜け出したかに見えた73分のフリーランはオフサイドに。
11 柿谷曜一朗 5.5
狭いスペースでの技巧が光りながらも、決定的な仕事はできず。ゴールへの意識は感じたものの、目に見える結果を残せなかった。
21 太田宏介 ―
90分には、ショートコーナーから必殺の左足クロス。限られた出場時間のなかでも、自らの武器でチャンスを作った点は評価できる。
22 田口泰士 ―
守備のバランスを取り、クローザーとしての役割を全う。代表初キャップを刻み、ミックスゾーンでは笑顔を振りまいていた。
[監督]
ハビエル・アギーレ 5.5
アンカーと2CBを軸とするディフェンスがまとまっていた反面、明確な攻撃の形を今回も示せず。香川の起用法は次回以降の課題に。
取材:白鳥和洋・五十嵐創・小田智史(週刊サッカーダイジェスト編集部)
日本 1-0 ジャマイカ|マッチレポート
【ゲームPHOTOギャラリー】
【日本代表】
[GK]
12 西川周作 6
押し込む時間帯が長いなかでも集中を切らさず戦った。フィールドプレーヤー並の足技はさすがの安定感。定位置争いで一歩リードか。
[DF]
3 酒井高徳 5.5
27分に自陣でパスミスを犯すなど軽いプレーが散見。33分の本田へのスルーパス、40分の岡崎へのクロスがなければ、より厳しい採点に。
5 長友佑都 5
何度も仕掛けたオーバーラップは結局、得点につながらなかった。ドリブルのコース取りに苦労していた印象で、79分に痛恨のパスミス。
6 森重真人 6
吉田不在の最終ラインをCBとして統率。ミスは71分に中央突破を許した程度で、悪い出来ではなかった。無失点は評価できるだろう。
16 塩谷 司 6
武藤と同じくA代表初先発で、森重と連係しながらピンチの芽を摘んだ。組み立ての局面で、縦パスを何本か通した働きも見逃せない。
[MF]
7 柴崎 岳 6.5
立ち上がりから落ち着いてボールを捌き、16分に右サイドからのシュートでオウンゴールを誘う。53分には超絶スルーパスで会場を沸かせた。
10 香川真司 5.5
ドルトムントでの躍動感は影を潜め、インサイドハーフとして不完全燃焼。見せ場は15分のミドルと61分の武藤へのクロスくらいか。
13 細貝 萌 6
寄せのスピードに加えてボールハントの上手さも際立った。中央の守りが破綻しなかったという意味で、貢献度はまずまず大きかった。
[FW]
4 本田圭佑 5.5
マッチアップの場面でフィジカルの強さを見せつけた。ただ、33分にGKとの1対1でチップ気味のシュートを外したのは痛恨だろう。
9 岡崎慎司 6
縦と横に動いてパスを引き出しつつ、シュートも果敢に狙った。惜しむらくは無得点に終わったこと。56分の決定機は決めたかった。
14 武藤嘉紀 5.5
19分にクロスから好機を演出し、61分にはヘディングシュートを放つが、いずれもゴールにつながらず。「よっちの日」ではなかった。
[交代出場]
19 小林 悠 5.5
72分の近距離からのシュートは、GKが阻止。タイミングよくDFラインの裏に抜け出したかに見えた73分のフリーランはオフサイドに。
11 柿谷曜一朗 5.5
狭いスペースでの技巧が光りながらも、決定的な仕事はできず。ゴールへの意識は感じたものの、目に見える結果を残せなかった。
21 太田宏介 ―
90分には、ショートコーナーから必殺の左足クロス。限られた出場時間のなかでも、自らの武器でチャンスを作った点は評価できる。
22 田口泰士 ―
守備のバランスを取り、クローザーとしての役割を全う。代表初キャップを刻み、ミックスゾーンでは笑顔を振りまいていた。
[監督]
ハビエル・アギーレ 5.5
アンカーと2CBを軸とするディフェンスがまとまっていた反面、明確な攻撃の形を今回も示せず。香川の起用法は次回以降の課題に。