[J1・7節]FC東京-鹿島/4月14日/味の素スタジアム
スペイン発の「久保バルサ復帰内定報道」を受け、鹿島戦後、FC東京の大金直樹社長がミックスゾーンで緊急会見を開いた。
「クラブとして、事実ではないと言いますか、『内定』という表現になっていますけど、例えばバルセロナと契約行為があったとか、そういったことはございません。交渉そのものも現時点ではありません」
「(久保の)代理人が誰なのか知りませんし、私の中では代理人がいないという理解です。これはクラブとしての理解でもあります」。
久保とバルセロナ間に優先的な契約事項もなければ、他のクラブとのそれもない。大金社長は久保と今後のことについても「話してない」ともコメントしたが、他クラブが“調査”という形で久保に興味を示していることはあると明言した。
「オファーではなくて、紙が送られてきて調査という点については他のクラブからもございます。それは事実としてあります。ただ、獲得の意思を示されたりとか、オファーが来るということはまったくありません。例えば試合に海外のクラブがスカウティングでこられることはあります」
久保本人も「なんなんですかね」と
つまり、クラブとしては今回の記事について「事実無根」と結論付けているのだ。大金社長はこの件に関して久保と話すと、「なんなんですかね」と言われたという。
ちなみに、今季の久保の活躍について大金社長は次のようにコメントしている。
「チームの好調さは(久保)建英の力もあってのものなので、監督も含め彼が必要だということは言っています。ただ、世界が注目しているんだろうなということは感じます。注目されるのはいいけれど、出したくないというのは本音としてあります」
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
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