レスティエンヌのジェノア移籍に一枚噛む?
【ジェノア】レスティエンヌ獲得の背後にインテル?
過日、ミランの獲得リストに挙がっていることをお伝えしたベルギーU-21代表ウイングのマキシム・レスティエンヌが、2000万ユーロ(約28億円)での買い取りオプションが付いた1年レンタルで、クラブ・ブルージュからジェノアへ移籍することが決まった。
2000万ユーロはジェノアにとってかなりの高額だが、その背後にはインテルの存在があるという情報が伝わってきている。レスティエンヌがセリエAで実力を発揮できれば、1年後の買い取りにはインテルが何らかの形で参加するという構想だ。
【インテル】グアリン放出に向けバレンシアと交渉中
セリエA開幕戦の招集メンバーから外れたことで、移籍の可能性が高まっているコロンビア代表MFフレディ・グアリン。8月30日にバレンシアが買い取りオプション付きレンタルでの獲得を打診してきており、クラブ間の交渉が始まっている。
グアリンにはトルコのガラタサライもかねてから興味を示しており、移籍マーケット最終日(9月1日)に放出が決まる可能性もある。ただしインテルに安値で手放すつもりはなく、相応の条件が提示されない限り、残留がありうる。
インテルは移籍マーケット最終日に向けて前線補強のチャンスもうかがっている。噂に上っているエセキエル・ラベッシ(パリSG)の獲得は難しそうだが、リバプールのファビオ・ボリーニもリストに入っており、クラブ間のコンタクトが続いている模様だ。
さらに、グアリン放出を前提として、アタランタの攻撃的MFジャコモ・ボナベトゥーラにもアプローチしている。マーケット最終日の動きは激しいものになりそうだ。
【ナポリ】エスパニョールのD・ロペスを獲得、ジェマイリ、パンデフを放出
ナポリは、エスパニョールからMFダビド・ロペスを獲得した。移籍金は500万ユーロ(約7億円)。8月31日にメディカルチェックをパスし、契約書にサインしている。
ナポリは、余剰戦力として放出リストに挙げていたスイス代表MFブレリム・ジェマイリ、マケドニア代表FWゴラン・パンデフを、前イタリア代表監督チェーザレ・プランデッリが率いるトルコのガラタサライに売却したことも発表している。ジェマイリは3年契約、パンデフは延長オプション付きの1年契約を結んだ模様。
【本日の公式発表】(順不同)
香川慎司(マンチェスター・ユナイテッド→ドルトムント)
アレッシオ・チェルチ(トリノ→アトレティコ・マドリー)
コンスタンティノス・ミトログル(フルアム→オリンピアコス)
ホセ・ホレバス(オリンピアコス→ローマ)
バンジャマン・スタンブリ(モンペリエ→トッテナム)
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
過日、ミランの獲得リストに挙がっていることをお伝えしたベルギーU-21代表ウイングのマキシム・レスティエンヌが、2000万ユーロ(約28億円)での買い取りオプションが付いた1年レンタルで、クラブ・ブルージュからジェノアへ移籍することが決まった。
2000万ユーロはジェノアにとってかなりの高額だが、その背後にはインテルの存在があるという情報が伝わってきている。レスティエンヌがセリエAで実力を発揮できれば、1年後の買い取りにはインテルが何らかの形で参加するという構想だ。
【インテル】グアリン放出に向けバレンシアと交渉中
セリエA開幕戦の招集メンバーから外れたことで、移籍の可能性が高まっているコロンビア代表MFフレディ・グアリン。8月30日にバレンシアが買い取りオプション付きレンタルでの獲得を打診してきており、クラブ間の交渉が始まっている。
グアリンにはトルコのガラタサライもかねてから興味を示しており、移籍マーケット最終日(9月1日)に放出が決まる可能性もある。ただしインテルに安値で手放すつもりはなく、相応の条件が提示されない限り、残留がありうる。
インテルは移籍マーケット最終日に向けて前線補強のチャンスもうかがっている。噂に上っているエセキエル・ラベッシ(パリSG)の獲得は難しそうだが、リバプールのファビオ・ボリーニもリストに入っており、クラブ間のコンタクトが続いている模様だ。
さらに、グアリン放出を前提として、アタランタの攻撃的MFジャコモ・ボナベトゥーラにもアプローチしている。マーケット最終日の動きは激しいものになりそうだ。
【ナポリ】エスパニョールのD・ロペスを獲得、ジェマイリ、パンデフを放出
ナポリは、エスパニョールからMFダビド・ロペスを獲得した。移籍金は500万ユーロ(約7億円)。8月31日にメディカルチェックをパスし、契約書にサインしている。
ナポリは、余剰戦力として放出リストに挙げていたスイス代表MFブレリム・ジェマイリ、マケドニア代表FWゴラン・パンデフを、前イタリア代表監督チェーザレ・プランデッリが率いるトルコのガラタサライに売却したことも発表している。ジェマイリは3年契約、パンデフは延長オプション付きの1年契約を結んだ模様。
【本日の公式発表】(順不同)
香川慎司(マンチェスター・ユナイテッド→ドルトムント)
アレッシオ・チェルチ(トリノ→アトレティコ・マドリー)
コンスタンティノス・ミトログル(フルアム→オリンピアコス)
ホセ・ホレバス(オリンピアコス→ローマ)
バンジャマン・スタンブリ(モンペリエ→トッテナム)
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)