選手・監督 寸評／採点
※週刊サッカーダイジェスト8.26号（８月12日発売）より
 
［GK］
22 山本海人　6　
前節から１週間かけて守備陣との連係を整備。無失点の功労者だ。
［DF］
5 河本裕之　7　
持ち味の身体を張った守備に加え、終了間際には値千金の決勝点も。
19 岩波拓也　6　
守備では岡本に仕事をさせず。攻撃の組み立てでは鋭いパスを供給。
25 奥井諒　6　
前半から積極的に攻撃参加。守備でも田中亜に決定機を作らせず。
27 橋本英郎　5.5　
本職ではない左SBで出場。もう少しオーバーラップが欲しかった。
［MF］
16 チョン・ウヨン　6.5　
中盤で再三にわたり相手ボールを奪う活躍。決勝点もアシストした。
20 杉浦恭平　5.5　
積極性は見せたが23分過ぎに訪れたGKとの１対１を決め切れず。
6 シンプリシオ　5.5　
セカンドボールを拾い攻撃に貢献。ただ、ボールロストも目立った。
10森岡亮太　5.5　
右で攻撃の起点になった。キラーパスで魅せたがシュートはゼロ。
7 ペドロ・ジュニオール　6　
トップ下で躍動。87分のビッグチャンスを決めていれば文句なし。
［FW］
18マルキーニョス　5.5　
開始３分のPKを失敗。このミスが響き、苦戦を招く結果となった。
［交代出場］
MF 15 大屋翼　5　
守備では貢献したが、持ち味の相手の意表をつくパスは少なかった。
DF 4 北本久仁衛　5　
右SBで出場。攻撃参加は少なかったが、撥ね返す力は発揮した。
FW 11 田代有三　-　
出場直後はミスを連発するも、以降は秀逸なポストプレーで魅せた。
［監督］
安達亮　6　
L・シルバの回避策で森岡を右MFに。前半の好機を引き出した。
 
［新潟］
［GK］
21 守田達弥　6　
ビッグセーブを連発した。失点シーン以外はほぼ完璧な出来だった。
［DF］
27 松原健　5.5　
山本康とともに右サイドを支配。攻撃参加が光ったが結果は出せず。
4 舞行龍ジェームズ　5.5　
何度か裏を取られたものの、全体的には身体を張った守備を見せた。
3 大井健太郎　6　
マルキーニョスに仕事をさせず。P・ジュニオールの決定機も阻止。
29 イ・ミョンジェ　5　
開始早々にPKを献上するなど守備に課題。攻撃面は迫力があった。
［MF］
8 レオ・シルバ　6.5　
高い位置でボールを奪い、決定的なスルーパスも連発したが実らず。
6 小林裕紀　6　
相手パサーを抑えた。前半最後のダイビングヘッドは決めたかった。
23 山本康裕　5.5　
右サイドで相手の守備をかき回す。惜しいミドルも多かったが……。
10 田中亜土夢　6　
L・シルバとの連係で決定機を演出。全体的に良いプレーを見せた。
［FW］
9 田中達也　5　
前線でボールを収めたものの、もう少しシュートの意識を高めたい。
16 岡本英也　5.5　
何度も好機を呼び込んだが18分のチャンスは決めておきたかった。
［交代出場］
FW 18 成岡翔　5.5　
ドリブル＆パスで攻撃に変化をつけた。最後のアイデアがやや不足。
FW 28 鈴木武蔵　5　
スピードを活かした攻撃は見せたが、79分の決定機を決め切れず。
DF 2 大野和成　5　
田中亜とのコンビで左サイドを崩したが、クロスがやや単調だった。
［監督］
柳下正明　5　
変化を加えるためにFW２枚を途中交代。だが思惑どおりにならず。
 
［試合内容］
前半は神戸ペース。立ち上がりのPKを失敗したが、森岡を起点とした攻撃で何度も決定機を作り出す。後半は一転して新潟に主導権を握られたが、守備陣が踏ん張って無失点。終了間際のCKで河本がヘッドを叩き込み勝利した。