【ミランの移籍市場】コロンビア代表アルメロを獲得。ロビーニョは古巣サントスへ?

カテゴリ:メガクラブ

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年08月06日

守護神D・ロペスのレンタルでR・マドリーと基本合意。

初戦のギリシャ戦で先制ゴールを挙げるなど、ワールドカップではベスト8入りしたコロンビアの原動力のひとりとなったアルメロ。交渉がまとまり、保有権を持つウディネーゼからミランへ。 (C) Getty Images

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 ミランは、トラブゾンスポルからのオファーを受けて、フィリッポ・インザーギ監督の構想から外れていた左SBケビン・コンスタンの放出を決めた。すでにクラブ間では合意に達しており、選手本人も移籍を受け入れる意向だ。
 
 その後釜として獲得に動いているのが、ウディネーゼが保有権を持つコロンビア代表のパブロ・アルメロだ。こちらもすでに買い取りオプション付きレンタルという形で移籍交渉がまとまっている。
 
 ミランの動きはこれにとどまらない。ブラジルや中東の複数のクラブからオファーが来ていたロビーニョは、古巣サントスへのレンタル移籍で話がまとまりそうな動向。それが決まり次第、かねてから動いていた「左利きの右ウイング」獲得が具体化する見通しだ。第一候補はイタリア代表のアレッシオ・チェルチ(トリノ)で、コスタリカ代表のホエル・キャンベル(アーセナル)がそれに続く位置付けとなっている。
 
 さらに、コスタリカ代表GKケイラー・ナバスを獲得したレアル・マドリーの放出リストに名前が挙がるディエゴ・ロペスにも照準を合わせている。D・ロペスにはモナコも興味を示しているが、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長はR・マドリーとの良好な関係を活かして、すでにレンタル移籍の基本合意を取り付けている。
 
 モナコは完全移籍をオファーする準備があり、提示する年俸もミランのそれを大幅に上回っているとはいえ、優先順位的にはアルゼンチン代表セルヒオ・ロメロ(サンプドリア)が上。ミランはそこに付け込もうと、選手サイドの説得に取り組んでいる。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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