判断の良い飛び出しで早くも結果を残す
オーストラリアのトップリーグ「Aリーグ」の14回目のシーズンが開幕し、10月20日にメルボルンではビクトリーとシティによるダービーマッチが行なわれ、この試合がデビュー戦となった本田圭佑がいきなりゴールを決め、チームに先制点をもたらしている。
右サイドでプレーしていた彼は、28分、この試合で初めて前を向いてドリブルを開始。右サイドの味方にボールを預けてゴール前に走り込むと、ルクスからのクロスを頭で合わせてゴールネットを揺らしたのだ。
右サイドでプレーしていた彼は、28分、この試合で初めて前を向いてドリブルを開始。右サイドの味方にボールを預けてゴール前に走り込むと、ルクスからのクロスを頭で合わせてゴールネットを揺らしたのだ。
今夏、ビクトリーに加入した本田は、年俸制限のないマーキープレーヤーであり、「クラブ史上最大の契約」と報じられるなど、大きな注目を集めていたが、キャプテンマークを左腕に巻き、先頭でデビュー戦のピッチに登場した元日本代表は、早くもその期待に応えることとなった。
昨シーズン、リーグ戦は4位に終わるも、プレーオフで優勝を飾ったビクトリーが、5万6千人収容の「マーベル・スタジアム」に、ライバルのシティ(こちらはリーグ戦3位もプレーオフでは準決勝敗退)を迎えた一戦は、その後、37分にフォルナロリが倒され、アウェーチームがVARの末にPKを獲得。べレンガーのシュートは防がれるも、キャプテンのデ・レートが詰めて同点とし、前半を終えている。