湘南を支えるふたりの守備者。指揮官から学んだのはサッカーへの取り組み方
昨冬に市立船橋高から加わると、1年目から左ウイングバックと左CBのレギュラーとして活躍している杉岡大暉。今では東京五輪出場を目指すU-21日本代表でも主軸を務めており、日増しに注目度は高まっている。
一方、順天堂大から今季加わったCBの坂圭祐も、ルーキーイヤーからレギュラーに定着した逸材だ。174センチと決してサイズに恵まれているわけではないが、類い稀な身体能力と正確なビルドアップで徐々に頭角を現わし、ルヴァンカップのグループステージで好パフォーマンスを披露。リーグ戦でも8節からポジションを得て、今ではチームに欠かせない選手へと成長を遂げた。
若手が早々に定位置を掴む。その作業は決して容易ではない。曺貴裁監督からの教えを体現できていなければ、現在の活躍はなかったはずだ。
では、ふたりは指揮官からなにを学んだのか。それは練習から全力でサッカーに取り組む姿勢だ。
一方、順天堂大から今季加わったCBの坂圭祐も、ルーキーイヤーからレギュラーに定着した逸材だ。174センチと決してサイズに恵まれているわけではないが、類い稀な身体能力と正確なビルドアップで徐々に頭角を現わし、ルヴァンカップのグループステージで好パフォーマンスを披露。リーグ戦でも8節からポジションを得て、今ではチームに欠かせない選手へと成長を遂げた。
若手が早々に定位置を掴む。その作業は決して容易ではない。曺貴裁監督からの教えを体現できていなければ、現在の活躍はなかったはずだ。
では、ふたりは指揮官からなにを学んだのか。それは練習から全力でサッカーに取り組む姿勢だ。
「曺さんはすごく見ていますね。本当に練習から100パーセント取り組むのが、当たり前の環境。大学では誰も見ていないところで手を抜く選手もいましたけど、そういったことが全然ない。それが湘南の特長。曺さんの前では気を抜けない」(坂)
「曺さんの前で手は抜けない。練習から見てくれていますし、調子が良ければ試合に使ってくれるので、全員がモチベーションを高くして練習から取り組める」(杉岡)
いかなる時も手を抜かない。当たり前の作業だが、それを体現するのはなかなか難しい。ある時、坂は練習試合の映像をチーム内でチェックをしている最中に、自身のプレーを抜き出されて激しく叱責された。杉岡もU-21日本代表の活動が始まる前後に必ずと言っていいほど、厳しい言葉を投げ掛けられてサッカーに向き合う重要性を説かれた。
指揮官の教えを真摯に受け止めるー―。常にサッカーと向き合う姿勢があるからこそ、プロ2年目の注目株と新進気鋭のルーキーは主軸として目を見張るプレーを見せているのだ。
「曺さんの前で手は抜けない。練習から見てくれていますし、調子が良ければ試合に使ってくれるので、全員がモチベーションを高くして練習から取り組める」(杉岡)
いかなる時も手を抜かない。当たり前の作業だが、それを体現するのはなかなか難しい。ある時、坂は練習試合の映像をチーム内でチェックをしている最中に、自身のプレーを抜き出されて激しく叱責された。杉岡もU-21日本代表の活動が始まる前後に必ずと言っていいほど、厳しい言葉を投げ掛けられてサッカーに向き合う重要性を説かれた。
指揮官の教えを真摯に受け止めるー―。常にサッカーと向き合う姿勢があるからこそ、プロ2年目の注目株と新進気鋭のルーキーは主軸として目を見張るプレーを見せているのだ。