「デビューできれば、最大の夢が叶う」
イングランド代表は10月13日(現地時間)にクロアチアと、16日にはスペインと、それぞれUEFAネーションズ・リーグで対戦することになるが、それに向けてのメンバーで話題になったのは、21世紀生まれとして初の招集を受けた18歳のジェイドン・サンチョだった。
ドルトムントでプレーする若きFWは、ここまで公式戦10試合に出場し(先発出場は3試合)、1得点7アシストと活躍。これまで各年代の代表に名を連ね、昨年のU-17欧州選手権では最優秀選手に選出されたが、今シーズンのドイツ国内外での活躍により、“飛び級”でA代表入りを果たした。
ドルトムントでプレーする若きFWは、ここまで公式戦10試合に出場し(先発出場は3試合)、1得点7アシストと活躍。これまで各年代の代表に名を連ね、昨年のU-17欧州選手権では最優秀選手に選出されたが、今シーズンのドイツ国内外での活躍により、“飛び級”でA代表入りを果たした。
「僕はまだ若いし、色々なことを学んでいる途中だから、(A代表選出には)とても驚いたよ。僕のブンデスリーガでの成長ぶりを見ていてくれた(ガレス・)サウスゲイト監督には、とても感謝している」(『FourFourTwo』より)
そう語ったサンチョは、招集の知らせを受けた時の様子も明かしている。
「その時、僕はトレーニングの最中だった。知らせを受けるとすぐに、両親に電話したんだ。もちろん、すごく喜んでくれた。その日の僕は、ずっと笑顔だったよ」
もしサンチョがクロアチア戦でピッチに立つと、イングランド代表史上で10番目に若いデビューになるという。
「子どもの頃から、国のためにプレーすることが夢だったんだ。僕のような若い選手にとって、それはとても大きなことだよ。家族にとってもね。もしクロアチア戦でデビューできれば、最大の夢が叶うことになる。これ以上は何も望むべくもないほどにね」
喜びを包み隠さずに語るサンチョだが、「今後も一生懸命にトレーニングに励まないといけない」と、浮かれる様子はない。スリーライオンズの一員としてピッチに立ち、ドルトムントでの時と同じように躍動し、決定的な仕事を披露できるか。イングランド代表に新たな興味と楽しみが増えたと言えよう。