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U-16日本代表、アジア王者まであとひとつ!決勝の相手・タジキスタンは「極限まで戦って走るチーム」

カテゴリ:日本代表

川端暁彦

2018年10月05日

グループステージでは、ひたすら守り倒されて0-0のドローに

森山監督率いるU-16日本代表は、アジア王者の座をかけてタジキスタンと対戦する。写真:佐藤博之

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 16歳以下のアジア王者を決する舞台に、2024年パリ五輪世代の日本代表が立つこととなった。
 
 マレーシアで開催中のアジアU-16選手権は4日に準決勝が行なわれ、日本はライバル・オーストラリアを3-1と撃破。FW唐山翔自(G大阪ユース)の2得点などで見事な逆転勝利を飾った。
 
 これで2012年大会以来の決勝進出となったが、もし優勝となれば、FW柿谷曜一朗、MF水沼宏太、山田直輝らを擁した2006年大会、そしてFW高原直泰、MF小野伸二、稲本潤一らを擁した1994年大会以来3度目の快挙となる。
 
「アジアチャンピオンとして世界に行く」(森山佳郎監督)というのは大会前からチームで共有してきた目標でもある。準々決勝の勝利で来年の世界大会出場が決まってからも、選手たちの口から出て来たのは「チャンピオンになる」という言葉ばかり。ありがちな“燃え尽き”も起きていない。
 
 背景にあるのは高い競争意識だろう。森山監督は同時期に日本で開催されている国体少年男子(U-16カテゴリー)に出場している選手たちが「U-17ワールドカップに出たい」と語っているコメントをミーティングで紹介し、「ここから世界大会のメンバー入りを懸けた戦いが始まるんだ」と大いに煽ってきた。
 
「このままのメンバーでやることはもうない」(DF中野伸哉/サガン鳥栖)という思いも全員が共有したうえで、この23人でやる最後の戦いとしてやり抜く覚悟をもって臨むことになる。
 
 その最後の戦いの相手は、ファイナル進出自体が初めてとなる中央アジアのタジキスタンだ。日本とはグループステージで対戦済みで、その時はひたすら守り倒されて0-0のドローに終わった。タジキスタンのラキモフ監督は日本戦がターニングポイントだったことを明かす。
 
「初戦でマレーシアに2-6で大敗してから、戦術を(守備的なモノに)変えることにして日本との第2戦にぶつけ、0失点に抑えたことが大きかった」(ラキモフ監督)
 
 ペナルティエリアの幅を4バックが守って大外のスペースはサイドハーフが下がって消すという5バックにも6バックにもなる超守備的な布陣で大会を粘り強く戦い抜いてきた。準々決勝では北朝鮮、そして準決勝では韓国をいずれもPK戦の末に撃破しており、まさに快進撃を見せている。
 
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