前半1失点からの後半に3点取り返す逆転劇
9月に引き続き、森保ジャパンに選出されたレッドブル・ザルツブルグ所属の南野拓実。現地時間10月4日に行なわれたヨーロッパリーグのグループステージ第2節、セルティック戦にスタメン出場し、4-4-2の2トップの一角で71分までプレーした。
スコットランドの名門とオーストリアの覇者。どちらも、国内リーグで圧倒的権威を誇っている名門同士、しかも“守り”のセルティック、“攻め”のザルツブルグという正反対なコンセプトのチームの対戦とあって、欧州メディアの注目度は高かった。
試合は、前半にセルティックが1点を先制するものの、ザルツブルグが後半に南野のゴールを含む3点を取り返して逆転勝利をおさめている。
スコットランドのチームが劇的な敗北を喫したゲームとあって、英紙『Daily Mail』は「セルティックは早い段階でのリードを放り投げ、ザルツブルクに屈した」、英紙『The Telegraph』は「ザルツブルクに“失望”の敗北」と報じるなど、英メディアが積極的に報じている。
スコットランドの名門とオーストリアの覇者。どちらも、国内リーグで圧倒的権威を誇っている名門同士、しかも“守り”のセルティック、“攻め”のザルツブルグという正反対なコンセプトのチームの対戦とあって、欧州メディアの注目度は高かった。
試合は、前半にセルティックが1点を先制するものの、ザルツブルグが後半に南野のゴールを含む3点を取り返して逆転勝利をおさめている。
スコットランドのチームが劇的な敗北を喫したゲームとあって、英紙『Daily Mail』は「セルティックは早い段階でのリードを放り投げ、ザルツブルクに屈した」、英紙『The Telegraph』は「ザルツブルクに“失望”の敗北」と報じるなど、英メディアが積極的に報じている。
なかでも英紙『The Guardian』は、「10人と吹き抜けになったセルティック(※72分にジェームズ・フォレストが一発退場)を、ザルツブルクは軽快に吹き抜けた」とチームの勢いを称賛している。
チームに2点目をもたらした南野の働きについては、「オーストリアの王者は、巧みなボール回しで攻撃を展開した。南野の2点目のゴールは必然だ。彼のポジショニングの良さとゴール前に走り込むタイミング、アンドレアス・ウルマーの素晴らしい上がりとピンポイントのパスが合致し、南野が足下に入り込んだボールを押し込むに至っている」と評している。
英衛星チャンネル「SKY SPORTS」のオーストリア版は、逆転勝利のザルツブルクを大絶賛。採点ではチーム全員に10点満点中6点以上を付けて、「完璧なゲームだった」と称賛を送った。南野はチーム2位タイの7点となっている。
「2得点のムナス・ダブールと南野拓実は、この試合を盛り上げるために存在したに違いない。南野は完璧なターンを見せ、セルティックのDFを背負いながらもゴール前に走り込み、ボールを巧みに操ってゴールラインを割った」
ザルツブルクはこの勝利でグループFの首位に浮上。次節は、10月25日(現地時間)にホームにてローゼンボリと対戦する。