アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）は10月3日、鹿島アントラーズ対水原三星（韓国）の準決勝第１戦が、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が３対２で先勝した。

　グループステージで２試合を戦い、手の内を知るチーム同士の対戦。鹿島はレオ・シルバが警告の累積で出場停止のため、ボランチは永木亮太と三竿健斗のコンビを起用した。

　初戦を制し、準決勝突破につなげたい鹿島だが、２分にオウンゴールで先制点を許し、続く６分にも失点。しかし21分、鈴木優磨の飛び込みからオウンゴールで１点を返し、前半を１-２で折り返した。

　後半開始56分、安部裕葵に代えて安西幸輝を投入。72分にも永木亮太に代えて土居聖真が投入される。そして84分、西大伍が投入された直後、待望の同点ゴールが生まれた。

　そして、後半アディショナルタイムには、セルジーニョのFKからゴール前で粘り、内田篤人が押し込み勝ち越し弾。これが決勝点となり、３-２で劇的な逆転勝利を収めた。

　ドラマチックな展開にツイッター上ではファンが歓喜。審判の公平さには疑問を呈していたが、大岩剛監督の采配にも絶賛の声で溢れている。いくつか紹介しよう。

「西のパスがめっちゃセクシーだった」
「交代ズバリ鹿島同点。しびれた」
「相手耐えるモードになっちゃったな。 審判のサポートも効いてるし」
「連戦疲れからの調子の悪さに加えて、審判の不公平なジャッジ。悪因しかありませんね」
「セルジーニョきた！！！！ 鹿島が同点に追いついた！！ 西もさすがのアシスト！！」
「部屋でひとりで飛び跳ねて歓喜。さすが西大伍、ありがとう西大伍、ほんとすこ西大伍」
「安西いいぞ‼︎次の日は確実に仕留めろ‼︎」
「篤人キタ！！」
「内田篤人が帰ってきたんだなあ」
「大岩神采配」
「大逆転勝利！！！！！！ よっしゃーー！」
「勝ったぁぁぁぁ！ 心臓と頭皮に悪過ぎる試合だった」
「うっちーのオウンゴールに始まり、うっちーの逆転ゴールで勝った」
「篤人半端ない、倒れてる相手にシュート当ててボール浮かすなんて普通できひんやん」
「勝ったぞ！まだ半分だけどな！でも、自分たちで苦しくした試合をしっかりひっくり返した！これは本当に本当に大きな自信になる！次も勝って、その先へ！」

　第２戦は10月24日、水原三星のホームで開催。鹿島は第２戦を引き分けても決勝進出が決まる。目標のACL制覇まで、あと３つだ。

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