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フットサル日本代表がアジアの絶対王者イランと敵地で3-3ドロー! 善戦の原動力となった魅惑のドリブラーに話を訊いた

カテゴリ:特集

佐々木裕介

2018年10月01日

打倒イランの決意の表われは遠征の強行日程にも

イラン遠征を行なったフットサル日本代表。アジア選手権のリベンジとはならなかったが、粘り強い戦いぶりで3-3のドローに持ち込んだ。(C) Getty Images

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 今年2月、台湾で行なわれたフットサルアジア選手権。アジア王者を決する大会の決勝で、フットサル日本代表は“絶対王者”イラン代表に0-4で敗れ散った。完敗だった。
 
 その大会中、ブルーノ・ガルシア日本代表監督は、王者とのアウェーでの再戦を熱望していたという。
 
 FIFAが定める国際Aマッチデーがサッカーカレンダーにあるように、フットサルにも同様に存在する。日本代表は今回、その期間に行なわれた「クアドゥラングラール国際フットサルトーナメント」に招待参加した。
 
 イラン北西に位置する人口140万人都市・タブリーズでの開催。日本からのアクセスが非常に悪いこの街へ、極めて過密な日程を承知の上で参戦したのには、ガルシア監督の強い思いがあったからこそだろう。
 
 日本代表は9月21日に千葉県内での練習を経て日本を発ち、初戦前日の同22日夕方に現地入り。26日までの4日間で3試合を戦った。また復路は、テヘラン、ドーハ経由で東京へ着いたのが同27日深夜。
 
 日本代表といえども移動はエコノミークラスを利用、恵まれたサッカー日本代表とは異なる。コック帯同などもってのほかで、立場関係なくチーム全員で荷物を運ぶのは当たり前なのだ。選手の体調管理ひとつとっても相当な苦労が想像できるのだが、それもこれもすべて普段通りと遠征を決行したガルシア監督の“打倒イラン”への相当な決意の表われであろう。
 
 大会には、ホスト国・イラン代表のほか、ウクライナ代表、ベラルーシ代表も参加。日本代表よりもランキング上位国を含む力の拮抗した4か国が総当たりで相まみえた。
 
 そしてこの大会、日本代表は2分け1敗の3位という戦績だった。なかでも注目されたのは、言わずもがなイラン代表戦だった。
 
 スコアは3-3。先手を取られては追い付く展開のなか、イラン代表相手に見せた日本代表の粘り強さは、間違いなく彼らの経験値として上積みされたに違いない。
 
 そして今大会、筆者の心をくすぐった選手がいた。FP加藤未渚実(シュライカー大阪)である。
 
 チーム戦術に重きを置く日本代表のなかで、個の局面で自ら相手の守備網を打破できる貴重な選手のひとりだ。遠征中、彼の特徴が光った場面が幾度となくあった。
 
 帰国後、休む間もなく所属チームへ戻り、週末のリーグ戦を戦った日本代表の戦士たち。どうしてもイラン遠征の話が聞きたくて、加藤の出場したFリーグ会場へと向かった。
 
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