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リバプール、今季躍進の陰に“特製ジュース”! 開発者は北島康介と争った元競泳世界王者!?

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月28日

28年ぶりのリーグタイトル奪取へ藁にもすがる思いで…

クロップ就任4年目を迎え、充実の一途を辿るリバプール。そんな絶好調のチームを支えるのは選手やコーチングスタッフだけではないようだ。 (C) Getty Images

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 今シーズンのプレミアリーグでロケットスタートを切ったリバプール。その躍進を支えているのは、“特製のジュース”だ。それが一体何なのかをドイツ全国紙『Bild』が報じている。

 開幕前の移籍市場で総額1億6000万ポンド(約225億6000万円)をかけて超大型補強を敢行し、戦力を大幅に増強したリバプールは、ここまで公式戦7勝1敗。プレミアリーグに至っては、1990-91シーズン以来となる国内リーグ開幕6連勝をマークして、単独首位に立っている。

 現地9月26日に行なわれたリーグカップ3回戦のチェルシー戦で土がついたものの、今シーズンのリバプールの勢いが本物であることには、もはや疑いの余地はない。そんなレッズ(リバプールの愛称)の躍進を支えるのが、この度、『Bild』が特集した「特製ジュース」だ。

 同紙によれば、リバプールは今シーズンからチームにドイツ人の元競泳選手のマルク・ヴァルネツケ氏をクラブに招き入れ、元から在籍していたモネ・マンナー栄養士らとともにフィットネスの改善効果があるジュースを選手たちに提供させているという。

 現在48歳のヴァルネツケ氏は、1996年のアトランタ五輪で平泳ぎの銅メダリストとなるなど、日本代表の北島康介とも争った水泳界のトップアスリートだった人物だ。2005年には35歳で、50メートル平泳ぎの金メダルを獲得し、1971年以降で最高齢の世界王者となった。

 水泳界で長期キャリアを築いたヴァルネツケ氏は、晩年に怪我に苦しんだこともあり、引退後は、怪我を防止するためのトレーニング方法や新しいサプリメントの開発をするビジネスを始めている。リバプールはそこに目を付けたわけだ。

 ユルゲン・クロップ監督が身上とするサッカーは、前線からハイプレスをかけ続けるスタイルであり、選手の体力の消耗は激しく、また、イングランド特有のタイトなスケジューリングがそれに拍車をかけ、怪我人が続出していた。ゆえに疲労の回復は、28年ぶりのリーグタイトルを目指すリバプールにとって、積年の悩みでもあった。

 それだけにリバプールからすれば、藁にもすがる思いで、特製ジュースを取り入れたのかもしれない。『Bild』紙によれば、その味はシトラスとオレンジで、「運動後の体力回復を大幅に促進させている」という。さらに同紙は「ドーピングの問題においても違反はない」と報じている。

 今年8月にスローイン専門の指導者トーマス・グレンマーク氏をチームに招き入れるなど、あらゆる観点からチーム改革を行なっているリバプール。はたして、そうした努力が結実する日は来るのだろうか?
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