「攻めるべきだ!」と公の場でチームを批判したポグバに怒った!?
噂される対立関係が真実味を帯びる発言だと言えよう。
現地時間9月25日、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、今シーズンからチームキャプテンに指名したポール・ポグバに対して、「二度とやらせない」と伝えたことが明らかになった。英公共放送「BBC」など、複数メディアが報じている。
両者の関係悪化は、以前から報じられてきた。モウリーニョの守備的戦術にポグバがフラストレーションを溜め込んでいるとされ、一部メディアでは、後者がユナイテッドを退団する可能性も伝えられた。
現地時間9月25日、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、今シーズンからチームキャプテンに指名したポール・ポグバに対して、「二度とやらせない」と伝えたことが明らかになった。英公共放送「BBC」など、複数メディアが報じている。
両者の関係悪化は、以前から報じられてきた。モウリーニョの守備的戦術にポグバがフラストレーションを溜め込んでいるとされ、一部メディアでは、後者がユナイテッドを退団する可能性も伝えられた。
モウリーニョはそうした不仲説が浮上するたびに、「それは創造の産物だ」と主張して、それらをけむに巻いてきた。
しかし、9月22日に行なわれたプレミアリーグ6節のウォルバーハンプトン戦後、昇格組を相手に守勢に回って1-1で終わったことについて、ポグバは以下のように語って怒りを露にし、指揮官の戦術を暗に批判した。
「ホームゲームなんだから、攻めて、攻めて、攻めまくるべきだ! 昨シーズンのように、とにかく攻撃的にプレスを掛けていくべきだ。そうすれば試合はより簡単になる」
何よりも規律を重んじるモウリーニョからすれば、キャプテンのまさかのチーム批判に、不信感を抱いたことは間違いない。
「BBC」によれば、ポルトガル人監督はダービー戦を前にした練習におけるチームミーティングで、「今の態度で、チームキャプテンをやらせることは二度とない」と通告。さらにウォルバーハンプトン戦の内容についても、次のような持論を展開したという。
「ウォルバーハンプトン戦は、重要なレッスンだった。それは、毎週のように私が繰り返し伝えても、一部の選手たちが学べていないレッスンだ。
マンチェスター・ユナイテッドと戦う時、他のチームは命を懸けて試合に臨んでくる。だから、それに負けないぐらいの心意気と攻撃性、勝利への欲求を見せなければいけない。101%の相手に、95%ではダメなんだ」
この発言は、ウォルバーハンプトン戦で怠慢なプレーが目立ったとして批判を受けたポグバに対するものととれなくもないが、はたして、モウリーニョの真意はどうなのだろうか? なお、PK対決の末によもやの敗北を喫したリーグカップのダービー戦に、ポグバは帯同していなかった……。