現地時間９月22日、ウルグアイ・サッカー協会（AUF）は、10月に行なわれるインターナショナルマッチウィークに向けた海外組の予備登録メンバー25名を発表した。

　先のロシア・ワールドカップでウルグアイは、準々決勝で優勝したフランスに０-２と敗れたものの、決勝トーナメント１回戦ではクリスチアーノ・ロナウド擁するポルトガルに２-１で勝利するなど、南米屈指の強豪国としての矜持を如何なく見せつけた。

　今月21日に、71歳の智将オスカール・タバレスと2022年カタールW杯までの４年契約を更新したウルグアイにとって、日本、そして韓国と激突する10月の親善試合は、体制が確立した後の初陣となる。

　このアジア遠征を、彼らは重要な強化の場と位置付けているようであり、招集メンバーには、実に豪華な名前が居並んでいる。

　最強２トップの呼び声も高いルイス・スアレスとエディンソン・カバーニ、ガラタサライで長友佑都の同僚でもある守護神フェルナンド・ムスレラ、世界屈指CBでもあるディエゴ・ゴディンら、長年に渡って代表を支えてきたベテラン勢が揃った。

　さらに、東京五輪世代であり、ユベントスの次期ゲームメーカーとして期待されているロドリゴ・ベンタンクールや、アーセナルで研鑽を積んでいるルーカス・トレイラ、レアル・マドリーで未来を嘱望されているフェデリコ・バルベルデなど、未来を担う若手も含まれている。

　これら豪華メンバーが来日することになれば、森保ジャパンにとっても、これ以上ない強化の場となるだろう。臆することなく挑みたいところだ。

　ウルグアイ代表が発表した海外所属の予備登録メンバー25名は以下のとおり。

【GK】
フェルナンド・ムスレラ（ガラタサライ＝トルコ）
マルティン・シルバ（ヴァスコ・ダ・ガマ＝ブラジル）
マルティン・カンパーニャ（インデペンディエンテ＝アルゼンチン）

【DF】
ディエゴ・ゴディン（アトレティコ・マドリー＝スペイン）
ホセ・マリア・ヒメネス（アトレティコ・マドリー＝スペイン）
マルティン・カセレス（ラツィオ＝イタリア）
ガストン・シルバ（インデペンディエンテ＝アルゼンチン）
セバスティアン・コアテス（スポルティング＝ポルトガル）
マルセロ・サラッチ（RBライプツィヒ＝ドイツ）

【MF】
ディエゴ・ラクサール（ミラン＝イタリア）
ニコラス・ロデイロ（シアトル・サウンダーズ＝MLS）
マティアス・ベシーノ（インテル＝イタリア）
カミーロ・マジャダ（リーベル・プレート＝アルゼンチン）
ナイタン・ナンデス（ボカ・ジュニオルス＝アルゼンチン）
カルロス・サンチェス（サントス＝ブラジル）
ルーカス・トレイラ（アーセナル＝イングランド）
ロドリゴ・ベンタンクール（ユベントス＝イタリア）
フェデリコ・バルベルデ（レアル・マドリー＝スペイン）
ジョルジアン・デ・アラスカエタ（グレミオ＝ブラジル）

FW
ルイス・スアレス（バルセロナ＝スペイン）
エディンソン・カバーニ（パリ・サンジェルマン＝フランス）
ジョナタン・ロドリゲス（サントス・ラグナ＝メキシコ）
クリスティアン・ストゥアニ（ジローナ＝スペイン）
マキシ・ゴメス（セルタ＝スペイン）
ガストン・ペレイロ（PSV＝オランダ）