VARで判明して一発レッド! 数か月の出場停止も
ブラジルが誇る名手の愚行に、世界中が騒然としている。
日曜日に行なわれたセリエA第4節、ユベントス対サッスオーロの一戦だ。クリスチアーノ・ロナウドに待望の移籍後初ゴールが生まれ(しかも2得点!)、ユーベが2-1の快勝を収めた。これでチームは開幕4連勝となり、首位の座をひた走っている。
目を疑うようなシーンが連続したのは終了間際、91分だった。サッスオーロのクマ・ババカルのゴールを決められ、ユーベが1点差に詰め寄られる。その直前の小競り合いで、まずはユーベのドグラス・コスタが相手FWフェデリコ・ディ・フランチェスコに肘打ちをお見舞い。その数分前の接触でやられた仕返しだったと思われる。
ディ・フランチェスコが猛然と追いかけると、D・コスタはなんと今度は頭突きで応戦。主審はあまり状況を把握していなかったのだろう、警告を提示しただけでその場は収まった。
だが、愚行はこれで終わらない。主審は93分になってD・コスタにレッドカードを突きつけたのだ。ブラジル代表MFは納得しているのか、さして文句も言わずにピッチを去っている。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が捉えていたのは、頭突き後、ふたたび口論となった際にD・コスタがディ・フランチェスコの口元に激しくツバを吐きかけるシーン。主審はインカムでその情報を得て、一発退場を言い渡したのだ。
日曜日に行なわれたセリエA第4節、ユベントス対サッスオーロの一戦だ。クリスチアーノ・ロナウドに待望の移籍後初ゴールが生まれ(しかも2得点!)、ユーベが2-1の快勝を収めた。これでチームは開幕4連勝となり、首位の座をひた走っている。
目を疑うようなシーンが連続したのは終了間際、91分だった。サッスオーロのクマ・ババカルのゴールを決められ、ユーベが1点差に詰め寄られる。その直前の小競り合いで、まずはユーベのドグラス・コスタが相手FWフェデリコ・ディ・フランチェスコに肘打ちをお見舞い。その数分前の接触でやられた仕返しだったと思われる。
ディ・フランチェスコが猛然と追いかけると、D・コスタはなんと今度は頭突きで応戦。主審はあまり状況を把握していなかったのだろう、警告を提示しただけでその場は収まった。
だが、愚行はこれで終わらない。主審は93分になってD・コスタにレッドカードを突きつけたのだ。ブラジル代表MFは納得しているのか、さして文句も言わずにピッチを去っている。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が捉えていたのは、頭突き後、ふたたび口論となった際にD・コスタがディ・フランチェスコの口元に激しくツバを吐きかけるシーン。主審はインカムでその情報を得て、一発退場を言い渡したのだ。
肘打ち、頭突き、ツバ吐き。ひとつ犯しただけでも重大なペナルティーを食らいそうな蛮行が3つも繰り返された。英紙『The Sun』は「衝撃的で下劣きわまりない行為だ!」と断じ、「C・ロナウドの2ゴールに沸いたゲームにケチを付けた」と報じている。さらにイタリア紙『Gazetta dello Sport』は「レフェリーとVARは一体どこを見ていたのか? 最初のエルボーで退場ではないか! 酷いラフプレーにも程がある」と呆れ、衛星放送局『Eurosports』は「感情をコントロールできなかった恥ずべき行為。最低でも5試合、ともすれば数か月の出場停止処分を受けるだろう」と予測した。
当然、セリエAやユベントスの公式SNSには非難の声が殺到中。「あんな野蛮なヤツを許すな!」「選手生命にさえ関わる暴力だ」「退場までの数分間をどう補填するのか?」など、大きな反響を呼んでいる。D・コスタは試合後、自身のインスタグラムでファンとチームメイトに謝罪。「見苦しい行動をしてしまって本当に申し訳ない」と詫び、「今回の異常な行動は、これまでのキャリアでいつも僕が起こしてきたものではない。そこだけは分かってもらいたい」と嘆願した。なにを言っても、あとの祭りである。
ロシア・ワールドカップでブラジル代表の主力を担ったワールドクラスは、なぜここまでの癇癪を起こしてしまったのか。ペナルティーは相応の厳しいものになるだろう。
当然、セリエAやユベントスの公式SNSには非難の声が殺到中。「あんな野蛮なヤツを許すな!」「選手生命にさえ関わる暴力だ」「退場までの数分間をどう補填するのか?」など、大きな反響を呼んでいる。D・コスタは試合後、自身のインスタグラムでファンとチームメイトに謝罪。「見苦しい行動をしてしまって本当に申し訳ない」と詫び、「今回の異常な行動は、これまでのキャリアでいつも僕が起こしてきたものではない。そこだけは分かってもらいたい」と嘆願した。なにを言っても、あとの祭りである。
ロシア・ワールドカップでブラジル代表の主力を担ったワールドクラスは、なぜここまでの癇癪を起こしてしまったのか。ペナルティーは相応の厳しいものになるだろう。