「入ったら前でボールを収めてチャンスを作ろうと思ったが」と菅澤
[アジア大会]日本女子代表 1-0 中国女子代表/8月31日/インドネシア
殊勲のゴールを奪ったのはまたしても背番号9、菅澤優衣香だった。
2大会ぶりの優勝を懸けた大一番は、立ち上がりから中国の攻勢に押し込まれ、日本は浮足立つ展開に。後半いったんはペースを握りかけたものの、再び中国に押し返され、終盤も危ない場面が続いた。
苦戦を強いられるなか、迎えた90分。日本に、この試合最大のビッグチャンスが訪れる。岩渕真奈から右サイドへ展開すると、パスを受けた中島依美は、間髪入れずに中央へのクロスを選択。そして、「あそこしかなかったので、ニアに飛び込んだ」という菅澤が、頭で流し込んでネットを揺らした。
「最高でした。でも最後、残り数分あったので、切り替えて最後まで0点で抑えてしっかり勝ち切れたので良かった」
試合後のフラッシュインタビュー、菅澤はネットが揺れた瞬間と優勝の喜びを、そう表現した。終始苦しい展開だっただけに、最後の最後まで気が抜けなかったのは間違いない。
ベンチスタートの決勝では、序盤から自陣に押し込められる展開が続き、「(自分が)入ったら、前でボールを収めてチャンスを作ろうと思ったが、それもなかなかできなかった」と、思うようなプレーができなかったことを認めた。しかし、「本当にワンチャンス絶対に来ると思っていた」という想いが菅澤をゴール前に突き動かした。
殊勲のゴールを奪ったのはまたしても背番号9、菅澤優衣香だった。
2大会ぶりの優勝を懸けた大一番は、立ち上がりから中国の攻勢に押し込まれ、日本は浮足立つ展開に。後半いったんはペースを握りかけたものの、再び中国に押し返され、終盤も危ない場面が続いた。
苦戦を強いられるなか、迎えた90分。日本に、この試合最大のビッグチャンスが訪れる。岩渕真奈から右サイドへ展開すると、パスを受けた中島依美は、間髪入れずに中央へのクロスを選択。そして、「あそこしかなかったので、ニアに飛び込んだ」という菅澤が、頭で流し込んでネットを揺らした。
「最高でした。でも最後、残り数分あったので、切り替えて最後まで0点で抑えてしっかり勝ち切れたので良かった」
試合後のフラッシュインタビュー、菅澤はネットが揺れた瞬間と優勝の喜びを、そう表現した。終始苦しい展開だっただけに、最後の最後まで気が抜けなかったのは間違いない。
ベンチスタートの決勝では、序盤から自陣に押し込められる展開が続き、「(自分が)入ったら、前でボールを収めてチャンスを作ろうと思ったが、それもなかなかできなかった」と、思うようなプレーができなかったことを認めた。しかし、「本当にワンチャンス絶対に来ると思っていた」という想いが菅澤をゴール前に突き動かした。
「最高の仲間と、最高のスタッフと、たくさんのサポーターの応援のおかげで勝てたと思う」と優勝の喜びを噛み締めた菅澤。もちろん、来年のフランス女子ワールドカップも視野に入っている。
「しっかりチーム全員で修正するところは修正して、出来ているところは上げていきたい」
大会序盤戦こそ振るわなかったが、クライマックスの2試合では眩い輝きを放って結果を出した。今度は、来年のワールドカップ、そして再来年の五輪という世界の檜舞台で、菅澤優衣香の真価が試される。
「しっかりチーム全員で修正するところは修正して、出来ているところは上げていきたい」
大会序盤戦こそ振るわなかったが、クライマックスの2試合では眩い輝きを放って結果を出した。今度は、来年のワールドカップ、そして再来年の五輪という世界の檜舞台で、菅澤優衣香の真価が試される。