「ファーガソンの時代は素晴らしい日々だった」
「マンチェスター・ユナイテッドの崩壊の始まりさ」
宿敵の戦いぶりを公然と批判したのは、マンチェスター・シティの大ファンとして知られる英国の大人気ロックバンド「Oasis」の元メンバー、ノエル・ギャラガーだ。
今シーズンのユナイテッドは、プレミアリーグ開幕から芳しくない状態が続いている。8月27日に行なわれたプレミア3節のトッテナム戦に0-3で敗れたことで、1992-93シーズン以来となる開幕3戦での2敗という最悪のスタートを切ったからだ。
英国メディアでは、ジョゼ・モウリーニョ監督の早期解任報道に加え、そんな指揮官と一部選手の確執がしきりに報じられ、ユナイテッドを取り巻く空気は悪化する一方である。
トッテナム戦後の会見では、自身がプレミアリーグで3回優勝していることを強調したうえで、モウリーニョ監督が「私をリスペクトしろ、リスペクトだ。いいか? リスペクトだ!」と語気を強めて記者陣を一喝したことが、チームの現状を象徴するとして、ネガティブな話題にもなった。
宿敵の戦いぶりを公然と批判したのは、マンチェスター・シティの大ファンとして知られる英国の大人気ロックバンド「Oasis」の元メンバー、ノエル・ギャラガーだ。
今シーズンのユナイテッドは、プレミアリーグ開幕から芳しくない状態が続いている。8月27日に行なわれたプレミア3節のトッテナム戦に0-3で敗れたことで、1992-93シーズン以来となる開幕3戦での2敗という最悪のスタートを切ったからだ。
英国メディアでは、ジョゼ・モウリーニョ監督の早期解任報道に加え、そんな指揮官と一部選手の確執がしきりに報じられ、ユナイテッドを取り巻く空気は悪化する一方である。
トッテナム戦後の会見では、自身がプレミアリーグで3回優勝していることを強調したうえで、モウリーニョ監督が「私をリスペクトしろ、リスペクトだ。いいか? リスペクトだ!」と語気を強めて記者陣を一喝したことが、チームの現状を象徴するとして、ネガティブな話題にもなった。
一部では、今週末に行なわれるプレミアリーグ4節のバーンリー戦に負ければ、モウリーニョ監督は解任されるとも報じられているユナイテッドの苦境を見て、シティをこよなく愛するN・ギャラガーは持論を発したのである。
英国ラジオ番組『Talk SPORT』に出演したN・ギャラガーは、モウリーニョ監督の記者会見での振る舞いに触れ、「崩壊の始まりだ」と言い放っている。
「モウリーニョは、沈み続けているように見える。メディアに対して、今以上のリスペクトを求めるのであれば、それは崩壊の始まりだよな。
1990年代にユナイテッドは3連覇して、チャンピオンズ・リーグも獲った。ダブルやトレブルもやってのけた。その時には、ユナイテッドがリーグで勝てない時を過ごすなんて想像できなかった。だが、それが現実に起こってるんだ。
サー・アレックス・ファーガソンがいた時代は、英国サッカーにとって素晴らしい日々だった。彼がユナイテッドを去って以来、真実が全てバレ始めているようだ。そして、俺はそれをただ座って、めちゃくちゃ喜びながら観てるんだ」
ユナイテッドの現状をほくそ笑みながら眺めているというN・ギャラガーは、さらにライバルの補強についても、愛するシティと比べて苦言を呈している。
「シティは信じられないくらい、良い買い物を続けてる。チームプレーヤーを手にできているんだ。でも、ユナイテッドはただ高いだけの選手ばかりを獲ってるよな。
シティが狙ってたから、あいつらは(アレクシス・)サンチェスを獲った。フレッジもそうだ。(ポール・)ポグバに至っては色んなクラブが狙ってる人気選手だから獲っただけ。
とてもクラブの将来を考えて補強をしているとは思えない。つまりさ、考えなしなんだよ。無計画に全てを進めてる。それがシティとの違いだ」
N・ギャラガーに、徹底的に小バカにされてしまったユナイテッド。今シーズンと同じスタートとなった26年前は、逆転でプレミアリーグを制しているが、はたして、それを再現し、自分たちを非難する人々を見返し、一泡吹かせられるだろうか?