「モウリーニョの立場は危険な状態にある」との声も。
マンチェスター・ユナイテッドは8月19日、敵地で行なわれたブライトン戦に2-3で敗れ、プレミアリーグ2節にして早くも黒星を喫した。当然、ジョゼ・モウリーニョ監督は内心穏やかではないだろう。
だが、ポルトガル人指揮官は試合後、英『Sky Sports』で「個人の名前を出して批判することはしない」と語った。そのうえでメディアに対し、「だから私を批判に向かわせないでくれ」と述べている。
「メディアや評論家は普段、私がその方向に向かうと私に対して批判的になる。だから、私をその方向に向かわせないでくれ。私にとって良くないことだからね」
モウリーニョ監督は、「選手たちのパフォーマンスがとても良い時は、私も喜んで分析するよ」とコメント。だが結果が出なかった時は、選手をやり玉に挙げるような真似はしたくないと続けた。
「カメラの前で、あの選手、この選手が良かったと言えたら、それは素晴らしいことだ。それができないときは、そうじゃない方向に私を押しやらないでくれ。私はその方向に行かないからね」
ポール・ボグバを筆頭に、モウリーニョ監督が公の場で批判的な発言をしたことで関係悪化が騒がれる選手は少なくない。現役時代にリバプールなどでプレーしたスコットランド人解説者のグレアム・スーネス氏は、指揮官がチーム内で厳しい立場にあるとの見解を示した。
スーネス氏は『Sky Sports』で、「彼はとても難しい立場にあるよね。チェルシー時代も選手とぶつかり、それが最終的に職を失うことにつながった」と述べている。
「監督は選手たちを追い込まないといけないが、それをやりすぎると、選手たちとぶつかるようになる。その一線を越えてはいけない。そうしないと、トップクラスの2、3選手と関係が悪化し、自分自身が追い出されることになる」
「2、3人がやがて6、7人、そして12人、13人となっていくんだ。そして突然、監督がチームの信頼を失ったとの決まり文句がメディアにリークされる。だから、今の彼はとても不安定で危険な立場にあると思う」
モウリーニョ監督は補強を巡り、クラブとも微妙な関係にあると見られている。リーグが開幕してまだ2試合だが、モウリーニョ監督とユナイテッドには早くも暗雲が立ち込めているようだ。
スーネス氏は『Sky Sports』で、「彼はとても難しい立場にあるよね。チェルシー時代も選手とぶつかり、それが最終的に職を失うことにつながった」と述べている。
「監督は選手たちを追い込まないといけないが、それをやりすぎると、選手たちとぶつかるようになる。その一線を越えてはいけない。そうしないと、トップクラスの2、3選手と関係が悪化し、自分自身が追い出されることになる」
「2、3人がやがて6、7人、そして12人、13人となっていくんだ。そして突然、監督がチームの信頼を失ったとの決まり文句がメディアにリークされる。だから、今の彼はとても不安定で危険な立場にあると思う」
モウリーニョ監督は補強を巡り、クラブとも微妙な関係にあると見られている。リーグが開幕してまだ2試合だが、モウリーニョ監督とユナイテッドには早くも暗雲が立ち込めているようだ。