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本田圭佑はいかにして新天地を決めたのか。メルボルン・V監督が明かす「入団交渉の舞台裏」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年08月19日

「本田は選手として魅力的。だからこそ獲得したかった」

入団会見後の本田とマスカット監督。本田は監督を「野心がある人」と評し、入団の決め手は監督との話し合いだったとも明かしている。(C) Getty Images

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 8月6日(現地時間)にオーストラリア1部のメルボルン・ビクトリーへの移籍を発表した本田圭佑。オーストラリアのチームが本田を獲得したことは、「欧州のチャンピオンズ・リーグに出場するかのような快挙」と評価されているようだ。
 
 この移籍が実現するまでの舞台裏を、ケビン・マスカット監督が『FOX SPORTS』アジア版の取材で明かしている。

「私たちはまず、マネージャーである本田の兄にコンタクトを取った。連絡をして2日後、私たちはメルボルンで会った。

 そのときの会話の大半は、単に私が目指すサッカーや目標、野望についてだ。その後も私は、電話やSkypeで本田と何度も話し合った。すると、お互いに共通の目標があることが分かってきて、そこからは非常にスムーズに話が進んだ」
 

 この”共通の目標”とは、来年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のようだ。

 メルボルン・Vは、2017-18シーズンのAリーグで3年ぶりに優勝し、2019年のACL出場権を獲得。マスカット監督は「ACL制覇」を目標にしていると前置きしたうえで、こう語った。

「オーストラリアのクラブがACLに参加する場合、ほかのアジアのチームと比べて約3倍の距離を移動する必要がある。不利な条件も揃っているが、ACLに取り組むことは、アジア、ひいては世界にオーストラリアの名を広めることに繋がる。だから私は総じてポジティブに捉えているんだ。

 より高いレベルで自分たちをテストするのにACLは最適な場であり、選手にとっての刺激にもなるはずだ。こうしたチャレンジを通じて、私自身も成長し続けたいと思っている」

 本田の加入によって、ACLを戦うメルボルン・Vの日本やアジアでの注目度が高まるのは間違いないだろう。はたして監督と本田の野心は実現するのだろうか。
 
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