シメオネの父カルロス氏「息子は代表チームをリスペクトしている」
ロシア・ワールドカップで優勝したフランスに屈し、ベスト16敗退に終わったアルゼンチンは、大会後にホルヘ・サンパオリ前監督との契約を解除した。
以降、話題となっているのが、次の指揮官だ。8月に入り、リオネル・スカローニが暫定監督に昇格したが、ビッグネームの就任を期待する声は少なくない。その候補としてつねに名前が挙がるひとりが、アトレティコ・マドリーに一時代を築いているディエゴ・シメオネ監督だ。
現役時代にアルゼンチン代表のユニホームを纏ったシメオネだけに、アルビセレステ(アルゼンチン代表の愛称)には強い想いがあるようだ。『ESPN』によると、父親のカルロス・シメオネ氏は、ラジオ番組『Super Deportivo Radio」で「いつか彼が代表監督をやるのは分かっている」と明かした。
「息子はつねにアルゼンチン代表をリスペクトしており、現役時代も代表でプレーするために努力した。(代表監督を引き受ける)考えはある」
だが、父カルロス氏は、「まだ毎日、毎週の仕事が好きなんだ。試合の日のアドレナリンがね」と、息子が当面はクラブチームを率いる考えであることも強調している。
「ある試合で指揮し、次にチームを率いるのが5か月後という代表監督の仕事は、まだ望んでいないらしい。いまのところは、そういう状況だ」
現役引退後に母国で指導者としてのキャリアをスタートさせ、欧州に戻り、アトレティコで監督としての成功をつかんだシメオネを、父カルロス氏は「欧州とアルゼンチンのサッカーを融合させている。インテンシティーや選手たちの奮闘などね」と評価した。
「彼はよく、努力することは譲れないと言っている。アトレティコでは、シメオネの下では、走れなければプレーするチャンスは巡ってこないと選手たちが知っている」
そんなシメオネ監督の指揮の下で、アルゼンチン代表の選手たちが懸命に走る日はいつ訪れるのか。そしてその時、アルゼンチンは悲願のタイトルを手にすることができるのか。
「ある試合で指揮し、次にチームを率いるのが5か月後という代表監督の仕事は、まだ望んでいないらしい。いまのところは、そういう状況だ」
現役引退後に母国で指導者としてのキャリアをスタートさせ、欧州に戻り、アトレティコで監督としての成功をつかんだシメオネを、父カルロス氏は「欧州とアルゼンチンのサッカーを融合させている。インテンシティーや選手たちの奮闘などね」と評価した。
「彼はよく、努力することは譲れないと言っている。アトレティコでは、シメオネの下では、走れなければプレーするチャンスは巡ってこないと選手たちが知っている」
そんなシメオネ監督の指揮の下で、アルゼンチン代表の選手たちが懸命に走る日はいつ訪れるのか。そしてその時、アルゼンチンは悲願のタイトルを手にすることができるのか。