ベルギーのサッカー情報ポータルサイト『voetballkrant.com』が、現在ベルギーのヘントでプレーする久保裕也にドイツ1部リーグへの移籍の可能性があると報じた。
ジュピラー・リーグは7月末に開幕しているが、久保は開幕戦でスタメン出場したものの、2節以降の2試合、そして先日行なわれたヨーロッパリーグの予選はいずれもベンチスタートとなっていた。
同メディアは「我々の情報によれば、ヘントの“寿司・ボンバー(久保の愛称)”は、チームとドイツ移籍について話し合っているという。ニュルンベルクと話し合いを始めたようだ」と報じた。
久保は現在24歳。2017年にスイス1部のヤングボーイズからヘントへ移籍し、現在は2020年までの契約を結んでいる。ロシア・ワールドカップでは惜しくも選考から漏れたが、日本代表としても13試合に出場している。
ドイツのタブロイド紙『Bild』によると、「移籍金としてヘントは600万ユーロ(約7億6000万円)をニュルンベルクに要求している。おそらく、買取りオプション付きのレンタル移籍で合意するのではないか。ここ数日で合意する可能性はある」と報じている。
ニュルンベルクと話し合いを始めたと現地メディアが報道
かつてニュルンベルクには、ロシア・ワールドカップで日本代表引退を発表した長谷部誠や、セレッソ大阪の清武弘嗣、サガン鳥栖の金崎夢生が在籍していた。
今季からドイツ1部に昇格したばかりの同クラブは、1部残留をめざし、攻撃のコマを厚くしたいという希望があるようだ。
ベルギーで愛された”寿司ボンバー”がドイツへ渡るのか。今後の発表が待たれる。