８月16日に行なわれたアジア大会のグループリーグ第２戦で、U-21日本代表はU-23パキスタン代表と対戦し、４－０で勝利した。14日に行なわれた初戦のネパール戦（１－０）に続き２連勝を収め、決勝トーナメント進出を決めたが、この結果は韓国でも報じられている。
 
「日本、パキスタンに４－０の圧勝…アジア大会グループリーグ2連勝」（『mydaily』）
「“火力爆発”日本、パキスタンに４－０で大勝…大会２連勝」（『InterFootball』）
 
　といった具合で、日本の試合運びに注目するメディアが多い印象だ。
 
　例えば『sportalkorea』は、日本は10分までに決めた３ゴールで勝機を掴んだとし、後半にはＧＫ小島亨介が相手と激しく接触してオビ・パウエル・オビンナと交代したが、「それでも日本は揺らがなかった」と報道。日本はパス回しとカウンターを使い分けて試合終了まで主導権を渡さなかったとして、「ひとつの汚点もない完璧なパフォーマンスを見せた」と伝えている。
 
　また、「日本、パキスタンを４－０で大破…グループリーグ２連勝」と題した『SPOTVNEWS』の記事も、「日本は前半に勝敗を決めた」としたうえで、後半も焦らずパスを回して無理なプレーをしなかったと評価し、「戦力差が大きかった。日本は軽く完勝した」と締めくくっている。
 

　そんなU-21日本代表のなかでも、特にこの日２得点を挙げた岩崎悠人の活躍は大きく取り上げられている。
 
　前出の『InterFootball』は、岩崎の先制ゴールの場面について、「後方からのロングパスを簡潔に決めた」と報じ、35分のゴールについては、「密集した守備のなか、素晴らしいドリブルでスペースを作り出し、正確なシュートを叩き込んだ」と綴っている。
 
　そのほかにも、「“悠人が２得点”日本、パキスタンに４－０で完勝…D組最強を証明」（『sportalkorea』）など、岩崎に注目するメディアは多い。
 
　グループリーグ２連勝を収め、決勝トーナメント進出を決めた日本。ただ、韓国メディアは、19日にベトナムと対戦するグループリーグ最終戦の行方が気になって仕方がない様子だ。